こんにちは、福岡市で警備員をしている中年男です。普段はピシッと制服を着て警備棒を握り、真顔で立っている私ですが、今回はある日ふと思ったのです。「忍者って、今どこにいるんだろう?」と。
その答えを探しに、私は滋賀県甲賀市へ一人旅に出ることにしました!そう、あの“甲賀忍者”でおなじみの場所です。警備棒片手に忍者の里へ乗り込む男の、愉快でゆるゆるで腹いっぱいの旅。さあ、笑って読んでください!
甲賀市に到着!警備員、忍者の気配にビビる
新幹線で新大阪までビューンと行って、そこから在来線を乗り継ぎ、ようやく甲賀市へ到着。駅に降り立った瞬間、どこかピリッとした空気が…そう、忍者の気配です(たぶん気のせい)。
駅前には忍者の像!観光案内所にも忍者のパネル!まるで町全体が「忍者推し」で、いきなりテンションが爆上がり。警備棒を持つ手にも自然と力が入ります。
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忍者屋敷で修行スタート?警備員、壁抜けの術に挑戦する
最初の目的地は「甲賀流忍術屋敷」。これは本物の旧家を利用した歴史的建造物で、からくり仕掛けが満載!隠し扉に回転壁、階段の下には抜け道まで…。
「警備員の機転が試される!」と意気込んで挑んだものの、からくりの仕組みに全然気づけず、おばちゃんスタッフに笑われる始末。
「壁を抜ける気持ちで通るんです!」って、無理無理!壁は抜けん!
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お宿は茅葺き古民家!忍者じゃなくてただのくつろぎ警備員になる
歩き疲れた体を癒やすべく、宿へチェックイン。今回は趣のある古民家風の宿に泊まりました。囲炉裏があり、畳の香りが漂い、「あ、これは忍者も寝てたやつ」と勝手に想像してテンション再び上昇。
宿のおばあちゃんが出してくれた冷たいお茶の美味さに感動し、「もう警備棒捨ててもいいですか」と口にしてしまうほどのリラックス感。温泉も最高で、甲賀の湯にどっぷり浸かり、「これが本当の隠れ湯やな…」とつぶやく私、もはや忍者の末裔気取りです。
近江牛に忍者鍋!?腹がはちきれそうなグルメタイム
夕飯は大奮発して、近江牛をメインにした豪華コース!すき焼きの肉がとろけるわ、焼きしゃぶが香ばしいわで、「もう警備員じゃなくて肉奉行に転職しようかな」と本気で考えました。
そして驚いたのが「忍者鍋」!黒いスープに黒ゴマをまぶした団子が入っていて、見た目も味もインパクト抜群!「なんで黒いの?」と聞いたら、「忍者は目立たないようにしてたんやで」と宿の人。納得と同時に大笑い!
地酒でトロける夜 警備員、完全に酔いどれ忍者化
地元の酒蔵で造られた「甲賀の隠し酒」を宿でいただくと、これがまたうまい!一口飲むと「くぅ〜っ!」と声が出るレベル。
「甲賀流冷酒」や「忍ノ酒」といった名前の銘柄がズラリで、いちいちネーミングがカッコよすぎるんです。
気がつけば完全にほろ酔い警備員、風呂あがりに浴衣姿で部屋の中を手裏剣のポーズでウロウロ。完全に酔いどれ忍者の完成です。
お土産は手裏剣クッキーに巻物風タオル!?職場がザワつくセレクション
旅の終わりといえば、お土産タイム。駅前の忍者ショップで爆買いスタート!
まずは定番の手裏剣クッキー。これ、形もかわいいし味もバッチリ。職場で配ったら「武器持って来るな」と笑われました。
巻物風のタオルに、忍者が描かれたTシャツ、さらには「忍者スモーク塩」なる謎の調味料まで…。帰りのリュックは忍術で無限に物が入る構造じゃないとキツいレベルでした。
帰り道もドタバタ 電車で爆睡して乗り過ごす忍者失格の警備員
帰りはまたJRで新大阪経由で新幹線、のはずだったのですが…見事に電車で爆睡!目が覚めたら「ここどこ!?」というプチパニックに。
結局、引き返す羽目になり、「これも旅の味やな!」と無理やりポジティブに考えるあたり、だいぶ一人旅に慣れてきた証拠かもしれません。
まとめ 警備員、甲賀で得たのは忍術より癒しと肉と笑いだった
今回の一人旅で得たものは、忍術のスキル…ではなく、心のリフレッシュ、腹の満足、そして笑いでした。
真顔で立ち続ける仕事だからこそ、こうしてときどき全力でふざける旅が必要なのです。
甲賀市、忍者だけじゃなく、町の人のあたたかさ、自然の美しさ、そして最高のグルメがありました。
次はどこの町で“警備棒放り投げ旅”をしようか…それを考えるのが、また楽しいのです。
この記事が「旅に出たいなあ」と思う誰かの背中を、そっと手裏剣で押すきっかけになれば嬉しいです!
次の警備員出動先も、お楽しみに!