「もう無理、交差点の中心で癒やしを叫びたい」
そんな一言を残し、福岡市の警備員・タカシさん(仮称)は旅に出ました。目指すは北海道登別市。そう、温泉の聖地です。「もうね、体の疲れだけじゃないんです。心もね、凝ってるんですよ」と語る姿は、もはや“癒やされ待ちの妖精”。そんな彼の珍道中が幕を開けます!
地獄谷でまさかの悟りを開く
登別といえば「地獄谷」!
地獄という名にビビりつつ向かった・タカシさんさん。モクモクと湯けむりが立ちのぼる地獄谷を前に、「これが…湯の国の地獄…!いい匂いするけど!」と感動の第一声。さらに、「硫黄臭が青春の香りに思えてきました」と謎の発言を繰り返し、観光客に軽く囲まれていました。
湯気に包まれてるうちに、「これはもう…人間湯豆腐ですね」と言い出し、ついにはポケットからタオルを取り出して、「次来るときは、ここで蒸されます」と宣言。完全に地獄谷を自分のサウナだと思い込んでいます。
宿にチェックインしたタカシさん。さっそく登別温泉に突入します。お湯に浸かって3秒後、「あ…今、全細胞が喜んでます…」と放心状態。温泉に浸かりながら「今日の交通誘導は全部許す」と言っていたのが印象的です。
そして湯上がりの牛乳を飲み干して「これが命のリセットボタンですね」と名言を残し、脱衣所で拍手を浴びていました。
ご当地グルメで腹も心もぽっかぽか
風呂あがりのタナカさんは、腹ペコモード。
まずは「登別閻魔ラーメン」に挑戦。ピリ辛スープにビビりつつ一口。「閻魔様、許して!うますぎます!」と叫びながら汗を流していました。
次は「登別豚まん」。ほかほかジューシーな肉汁に、「これ、お風呂の次に幸せ!」と大感激。
さらに「温泉たまご」を口にして「これは…卵の極楽浄土」と、言葉の世界も混浴状態に。
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登別の酒で眠りにつくまでが1セット
夜の居酒屋では、北海道限定の地酒「北の錦」や「男山」を注文。
「これは…喉で温泉入ってる感じですね」と、すでにほろ酔いの名言連発。「この酒があれば、交通誘導8時間でもやっていける気がする」と語り、店の人に「それは無理」と言われていました。
〆に飲んだ「鬼ラベルビール」には、「もう、鬼でもなんでもかかってこい」と戦闘モード。でもお会計はしっかりほほえみながら済ませていました。
お土産は鬼推しラインナップ
タナカさんのお土産爆買いタイム!
「鬼の面のキーホルダー」「温泉の素」「登別温泉まんじゅう」「閻魔ラーメンの乾麺」「地獄谷の湯けむりTシャツ」など、テーマは完全に“鬼と湯”。
レジの人に「観光ガチ勢ですね」と言われ、「もう鬼門も突破した男ですから」と返していました。
福岡空港 → 新千歳空港 → 登別駅 → 地獄谷で温泉欲を爆発 → 登別温泉で極楽体験 → ご当地グルメ連発 → 地酒で魂ととのう → 土産大爆買い → 福岡帰還。
途中何度も「これは夢か?」とつぶやいていましたが、全部現実です。たぶん。
最後に一言「登別、住みたい」
旅の終わり、登別駅のベンチでタカシさんがつぶやきました。「あそこに交差点があれば、すぐ仕事始めます」。どうやら完全に温泉の虜になってしまったようです。
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福岡の警備員の一人旅は、北海道登別市で心も体も完全に“ととのい”ました。
地獄谷で笑い、温泉で癒やされ、グルメと酒で昇天。あなたも疲れたら、登別でタカシさんのように癒やされてみてはいかがでしょうか!
次回の旅は、お花畑?…かもしれません!