こんにちは!福岡市で日々ビルを守っている警備員の山田(仮名)です。いつもは守っている側ですが、今回は自分が冒険する番だ!ということで、人生初の一人旅に出かけることに決めました。目的地は…宮城県気仙沼市。なぜここにしたかというと、海の幸と震災の復興のパワーが感じられる場所だからです。
気仙沼と言えば、映画やテレビでもたびたび取り上げられるほど、震災後の復興の象徴的な街でもあります。そして、何より食の宝庫!新鮮な魚介類が盛りだくさん!今回はそんな魅力的な街での冒険を皆さんにお届けします。
まずは福岡から気仙沼へ!警備員、飛行機での初めての移動にドキドキ
福岡市を出発して、まずは飛行機で仙台空港へ。飛行機に乗るのは初めてではないけれど、どこか緊張する。だって、普段はビルを歩き回ることばかりで、空を飛ぶなんて考えたことなかったですから!仙台に着いたら、そこからバスで気仙沼へ。車窓から見える田園風景に心が癒されつつ、約2時間ほどで目的地に到着しました。
気仙沼市に到着した瞬間、風がすごく爽やかで、街全体に活気が感じられました。震災を乗り越えた街ならではの力強さを感じながら、まずは港に向かってみることにしました。

気仙沼港で海の幸を堪能!これが本物の海の味だ!
港に到着すると、目の前には新鮮な魚が並ぶ市場が広がっていました。目の前で魚がさばかれる光景に、思わず「これは、買わないわけにはいかない!」と思ってしまう自分がいました。まず買ったのは気仙沼産の生マグロ。一切れでこれでもかと脂が乗っていて、口に入れると溶けるような食感。あまりに美味しくて、思わず「警備員の胃袋、こんなに大きかったっけ?」と自問自答してしまいました。
次に、気仙沼名物のフカヒレ。フカヒレのスープは、あまりにクリアで深い味わい。まるで、あっさりしているのにコクがすごいという、不思議な味わいでした。気仙沼の海の恵みをこれでもかと堪能した後は、少し歩いて地元の酒蔵に向かうことにしました。
地元の酒蔵で感動!日本酒と気仙沼の人々の温かさ
気仙沼と言えば、地元の日本酒が美味しいことで有名です。今回は、**気仙沼の酒蔵「浜田酒造」**を訪れました。酒蔵に入った途端、広がる日本酒の香り。ついつい深呼吸してしまいます。蔵元の方が親切に説明してくれた後、試飲をしてみると、どれもまろやかで飲みやすい!「これは次の日も飲みたい!」と思うほどの味わいです。
途中、蔵元の方から「震災後、みんなで頑張ってきたんだよ」と話を聞き、胸が熱くなりました。気仙沼の人々の温かさと、復興への強い意志が、酒の一口一口に込められているのを感じました。

震災の記憶を感じる場所で、静かな時間を過ごす
食べて飲んでばかりではありません。気仙沼には、震災の爪痕を残す場所も多くあります。私が訪れたのは、震災遺構・気仙沼市防災センター。ここでは、当時の津波の影響を受けた建物がそのまま保存されていて、当時の様子が写真や映像で展示されています。
展示を見ると、どれも衝撃的で、震災の恐ろしさを改めて実感しました。しかし、街を歩いていると、どこかで感じる希望の光。復興を果たした気仙沼の人々が、着実に街を作り上げている姿が伝わってきました。私は一人旅で来ていたけれど、地元の人々と心を通わせた気がしました。
お土産探し!気仙沼の魅力を持ち帰る
旅の終わり、気仙沼にはお土産がいっぱい!市場で手に入れたのは、もちろんフカヒレの干物や気仙沼の珍味。さらに、気仙沼の海産物を使った缶詰セット。これはもう、家族や友人へのお土産として最高です。
そして、お土産の中で一番嬉しかったのは、地元の気仙沼産の海藻を使ったお茶。お茶の香りが心地よくて、飲んでいるとそのまま寝てしまいたくなるほどリラックスできます。これで家でも、気仙沼の海を感じることができるんだなと、しみじみと感じました。
結論!気仙沼、最高!海の幸に感動、人々の温かさに涙
気仙沼は、ただの観光地じゃないんです。復興を経て、どこか力強く、でも温かみのある街。食べ物はもちろん美味しいし、街の人々の笑顔や優しさにも触れられる素晴らしい場所でした。
今回は一人旅だったけれど、次回は友人や家族を連れて再訪したいと思います。気仙沼の海の幸と、あたたかな人々の笑顔に囲まれて、素敵な時間が過ごせたことに感謝しつつ、旅路を終えました。
気仙沼、一度行くと二度三度行きたくなる街です!