福岡の警備員の一人旅No.66 福岡市の警備員が愛知県瀬戸市のやきもの文化と名物グルメと地酒に感動しつつ道に迷い焼き物になりかけたけど爆笑で乗り越えた感動珍道中レポート

旅行

福岡市で警備員をしているケンジ(43歳・夜勤担当・趣味は自販機巡り)。

ある日、夜勤明けにふらっとスマホで「面白そうな町ないかな〜」と検索していたら、目に飛び込んできたのが愛知県瀬戸市

「せとものって、あの“せともの”?」「焼き物ばっかりの町ってこと?」「そんな場所に行ってどうするんだオレ!」

と一度は思いつつも、気づけば飛行機を予約していた。

この旅が、腹筋崩壊&胃袋崩壊のとんでも旅行になるとは、そのときのケンジはまだ知らなかったのです…。

福岡空港から愛知へ!飛行機で空の旅、電車で迷子の旅

まずは福岡空港から中部国際空港へビューン!

飛行機の中で隣の席のおばあちゃんと意気投合し、瀬戸市の情報を教えてもらってテンションアップ!

到着後は名鉄と地下鉄を乗り継いで、名古屋から名鉄瀬戸線に乗って終点の尾張瀬戸駅を目指します。

「名鉄瀬戸線の終点って、なんか旅の終わりみたいでカッコよくない?」とか思ってたら、

方向を間違えて赤池行きに乗ってしまい、見事に30分ロス。

「警備員なのに方向オンチ」と自虐しつつ、やっと尾張瀬戸駅に到着しました!

瀬戸蔵ミュージアムでせともの沼に落ちる

到着してまず向かったのは瀬戸蔵ミュージアム

ここでは瀬戸の焼き物文化や、昔の街並みが再現されたジオラマを楽しめます。

「わ〜、昭和の町並みだ〜!」とテンション爆上がりのケンジは、

なぜかジオラマの中に自分も入っている妄想を始め、

「いらっしゃい、ラーメン一丁!」とひとりで屋台ごっこ。

スタッフさんに「あの〜、展示品にはお手を触れずに…」と注意され、しょんぼり。

でも気持ちはすっかり陶芸男子です!



陶器市でまさかの爆買い!カップだけでリュックがパンパン事件

次に訪れたのは、ちょうど開催されていたせともの祭

焼き物の露店がズラリと並び、どれもこれも個性的でオシャレで「全部欲しい!」状態。

勢いでコーヒーカップ3つ、ラーメン丼2つ、小皿5枚を購入。

「え?これ全部自分用?」「いやいや、職場で“瀬戸の器”ってドヤる用です!」

…と自分に言い聞かせながら、リュックがカチ割れそうになるほど詰め込みました。

瀬戸焼きそばがうますぎて涙が出る

歩き疲れたので、商店街の屋台で瀬戸焼きそばをゲット!

普通の焼きそばかと思いきや、豚肉と濃いめの醤油味がガツンと来る独特の風味。

「うわっ…なんだこの懐かしい味は…!」としみじみ感動し、立ち食いしながら目を潤ませる警備員一人。

通りすがりの高校生に「なんで泣いてんの?」と聞かれ、「うまさのせい」と返すと、「瀬戸愛すごっ!」と褒められました。



酒蔵で出会った“瀬戸の神酒”と警備員の夜

夕方、地元の酒屋でおすすめされた地酒**「瀬戸の月」**を試飲。

ほんのり甘くてキリッとした辛口、まさに警備明けの体に沁みる味…。

「うわ〜、コレはヤバい」となり、2本購入してホテルへ。

夜はコンビニおつまみとともに、瀬戸の月をちびちび飲みながら、

「この酒が守ってくれる気がする…」と謎の安心感を得て、爆睡しました。



お土産選びが大混乱!やきもの?やきまんじゅう?どっちが焼いてるの?

翌日はお土産選び。

焼き物の町だけあって、お土産も焼き物だらけ。

● 猫の箸置き

● おしゃれな豆皿

● そして謎の「やきまんじゅう(陶器じゃない)」

「やきまんじゅうって、陶器?違う?食べ物?おもちゃ??」と混乱しながらも購入。

職場で配ったら、「食べられないと思って飾ってた」と同僚に言われました。笑

ケンジの瀬戸満喫ルートまとめ

1泊2日で満喫したケンジの瀬戸ルートをざっくりまとめると…

  • 福岡空港から中部国際空港へ

  • 名鉄と地下鉄を乗り継いで尾張瀬戸駅へ

  • 瀬戸蔵ミュージアムで昭和にタイムスリップ

  • せともの祭で陶器を爆買い

  • 瀬戸焼きそばで涙腺崩壊

  • 地酒「瀬戸の月」で極楽

  • お土産で混乱しつつも爆笑

陶器と人情と笑いにあふれた町、瀬戸。

ケンジの心にも“瀬戸物のようなぬくもり”がしっかりと刻まれたのでした。

まとめ!瀬戸市、陶器と笑いで人生に彩りをくれる最高の町だった!

福岡に戻ったケンジは、購入した器でインスタントラーメンを食べながらこうつぶやきました。

「この器で食べると、ラーメンも旅の味がするなぁ…」

ありがとう瀬戸市。次はろくろ体験に挑戦しに、また行きます!