福岡の警備員の一人旅No.61 福岡市の警備員が行く愛知県名古屋市ぶらり一人旅グルメも観光もお土産も大満喫の珍道中記

旅行

福岡市で日夜警備業務に励む私、ケンジ(38歳独身)は、ある日の夜勤明けにふと思いました。

「たまには俺も輝きたい!」

そう、警備服で反射テープに頼るのではなく、本物のキラキラを求めて、名古屋の金のシャチホコを見に行くことを決意したのです。

グルメも観光もお酒もお土産も、とことん楽しむ!それが今回の一人旅のモットー。

さあ、ドタバタの珍道中が今、始まります!

早朝の福岡空港からテンション爆上げ出発

目覚ましが鳴る前に目覚める。今日は旅行だから当然だ。

まだ夜も明けきらない福岡市内を、ワクワク顔で地下鉄に乗り込み、福岡空港に到着。

セキュリティチェックを抜けながら、「今日は俺がセキュリティされる側か」とニヤニヤ。

飛行機に乗り込み、まだ眠そうなサラリーマンたちを横目に、私だけが浮かれ気分。

小牧空港に着く頃にはテンション最高潮!「愛知県名古屋市、来たぞぉぉ!」

名古屋駅到着早々モーニングに衝撃を受ける

小牧空港からバスで名古屋駅へ直行。

名古屋人は朝から喫茶店で豪華モーニングを食べると聞き、即突撃。

出てきたのはコーヒー一杯にトーストとゆで卵、さらにサラダとヨーグルトがついているという謎のフルセット。

「コーヒーのおまけのレベルじゃない!」と一人でツッコミを入れながら完食。

これからの旅へのエネルギーチャージは完璧です!



名古屋城で金ピカパワーをチャージ

腹ごしらえも済んだら、まずは名古屋観光の王道、名古屋城へ。

地下鉄に揺られ、城が見えた瞬間に心の中でファンファーレ。

金のシャチホコがギラッギラに輝いていて、思わずスマホを連写。

さらに城内では甲冑体験コーナーがあり、鎧を着た瞬間「殿!」と心の中で自分を呼んでしまいました。

観光客のおばちゃんに「武将似合ってるね!」と言われ、まんざらでもない気持ちに。

名古屋グルメ第一弾!ひつまぶしとの熱い出会い

お城をあとにして向かったのは、名古屋グルメの代表格・ひつまぶしのお店。

一口目、ふっくら香ばしいうなぎが口の中で踊る踊る!

まずはそのまま、次に薬味と一緒に、そして最後にだしをかけてお茶漬け風に……!

「うまい!」「いや、うますぎる!」と心の中の実況中継が止まらない。

人生でこんなにうなぎに感動したのは初めてでした。胃袋も心も完全に満たされます。



大須商店街で食べ歩き暴走モード突入

満腹感に浸る間もなく、向かったのは大須商店街。

「食べ歩き天国」と聞いていたけど、まさにその通り!

たこ焼き、味噌カツ、台湾まぜそば、どれもこれも美味しそうで理性崩壊。

特に味噌だれをかけた串カツは罪深い美味しさで、財布の紐も気づけばガバガバに。

気がつけば手には唐揚げ、もう片方には味噌田楽……口が足りない!

名古屋名物手羽先で手も口も大忙し

夜は名古屋駅周辺の居酒屋で地元料理を堪能。

手羽先を一人で20本平らげた私は、隣のサラリーマン軍団に軽く引かれました。

でもいいんです!

甘辛いタレが絶妙で、ピリ辛のスパイスがビールを呼び、ビールがまた手羽先を呼ぶ。

「手羽先無限ループ」に突入して、完全に幸福の世界へ旅立ちました。



名古屋の地酒めぐりで警備員失格レベルに酔っ払う

名古屋には美味しい地酒もたくさん。

「蓬莱泉」「醸し人九平次」「勲碧」など、飲み比べをしてみると、それぞれ個性がすごい。

酔いが回った私は、見知らぬカウンターのお兄さんと肩を組み、

「明日から二人で警備会社つくろうぜ!」と訳のわからない提案をしていました。

……翌朝、記憶が若干曖昧だったことは秘密です。

名古屋のお土産はカゴいっぱい大人買い

最終日はお土産タイム。

名古屋駅の土産ショップに入るやいなや、理性崩壊パート2が発動。

「ういろう」「小倉トーストラングドシャ」「味噌煮込みうどん」「手羽先スナック」「きしめん」……

次々とカゴに放り込み、気がつけば両手に巨大な紙袋。

出費はちょっと痛かったけど、同僚や家族に配りまくれば、株が爆上がり間違いなし!

帰りの飛行機で夢見る再訪計画

福岡への帰り道、飛行機の中では荷物の重さで肩が痛いけど、それもまた旅の思い出。

頭の中では、次来るときは犬山城にも行きたいなぁとか、名古屋港水族館も良さそうだなぁとか、

もう妄想が止まりません。

名古屋の街の優しさ、美味しさ、面白さにすっかり心を奪われた警備員ケンジ、

福岡の空港に降り立つころには、次の旅の計画をこっそりメモしていました。