福岡の警備員の一人旅No.409 福岡市に住む警備員が静けさと歴史に癒された大分県宇佐市の一人旅の記録と心に染みる名所や味わい深い郷土料理の魅力

旅行

静けさに包まれる場所を求めて
日々、福岡市で警備の仕事をしている私にとって、休日は心と身体をリセットする貴重な時間です。人混みや賑やかな街を離れ、静かで穏やかな場所を旅することが、私にとって最高の癒しです。今回足を運んだのは、大分県の北部にある宇佐市。古の歴史と自然が調和したこの地は、私に深い安らぎを与えてくれました。



宇佐市の人口と気候がもたらす穏やかな空気
宇佐市は、約5万人ほどの人口を抱える穏やかなまちです。大分県の中でも自然豊かで、どこか懐かしさを感じさせてくれる風景が広がっています。気候は比較的温暖で、冬でも雪は少なく、春から秋にかけては快適に旅ができます。特に初夏の緑が輝く季節や、秋の澄んだ空気は、心を落ち着かせるのにぴったりです。



歴史と神聖さに触れる宇佐神宮
宇佐市の名を全国に知らしめているのが「宇佐神宮」です。全国に約4万社ある八幡宮の総本宮であり、その荘厳な雰囲気は一歩足を踏み入れるだけで心が浄化されるような感覚になります。境内の森を歩いていると、時間の流れがゆっくりと感じられ、自然と深呼吸がしたくなる場所です。鳥のさえずりと木漏れ日、心地よい風が心を静かに癒してくれます。



癒しの風景が広がる観光スポットの数々
宇佐市には他にも癒しのスポットが点在しています。のどかな風景が広がる安心院(あじむ)地区では、丘の上に広がるブドウ畑やワイナリー、そして古民家カフェが心を和ませてくれます。



また、昭和の面影を色濃く残す「昭和の町」や、のんびりと散策できる「西椎屋の滝」などもおすすめです。静かな滝の音を聞きながらベンチに座っていると、仕事の疲れがふわっとほどけていくような気がしました。



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心がほどける郷土料理との出会い
旅の楽しみといえば、地元ならではの食事。宇佐市の名物といえば、やはり「宇佐からあげ」です。外はカリッと、中はジューシー。ニンニクがきいたタレに漬け込まれたからあげは、疲れた身体に元気をくれました。地元の食堂で食べたその味は、今でも忘れられません。

ほかにも、あじむ産のワインや新鮮な野菜を使った家庭的な料理、そして郷土の味を受け継ぐ味噌汁や漬物など、心がほっとする食卓が並びます。



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優しさが詰まった宇佐市のお土産たち
宇佐市ではお土産選びも楽しいひとときでした。宇佐神宮の御守や、安心院ワイン、地元産の干し椎茸など、どれも心を込めて作られているものばかり。私は自分へのご褒美として、宇佐産の赤ワインと手作りのゆず胡椒を購入しました。家に帰ってから、旅の余韻を味わうための最高のお供になっています。



心を満たす旅のルート
今回の旅は、福岡市から特急ソニックで中津駅まで行き、そこからローカル線に揺られて宇佐駅へ向かうルートでした。時間にして2時間半ほど。宇佐駅からはレンタカーを借りて、宇佐神宮→安心院→西椎屋の滝→道の駅うさ→宿泊先へという流れでまわりました。

移動時間は短く、のんびりと自然と触れ合いながら観光できるコースなので、週末の小旅行にもぴったりです。



宇佐市は、また訪れたくなる癒しの地
福岡市での忙しい日常を離れ、静かな宇佐市を旅して感じたのは、「癒しは派手さではなく、静けさと温もりの中にある」ということでした。美しい自然、奥深い歴史、あたたかい人々と食。どれもが私に優しく寄り添ってくれたように感じます。

また日々の仕事に戻ったとしても、この宇佐市での時間が心の中で優しく灯り続ける。そんな旅になりました。次の休日もまた、心の声に耳を傾けながら、新たな癒しの地を探してみたいと思います。