神戸と聞けば、港町のおしゃれな街並みや歴史ある洋館、豊かな温泉、美味しいグルメがすぐに頭に浮かびます。福岡市に住む私、警備員として日々の緊張感の中で働いていますが、ふと心が疲れた時、癒しを求めて旅に出ることがあります。今回の一人旅の目的地に選んだのは、そんな魅力がぎゅっと詰まった兵庫県神戸市でした。
神戸の玄関口で感じたやわらかな空気
新幹線で新神戸駅に降り立った瞬間、空気が少し柔らかく感じられました。神戸の気候は穏やかで、特に春や秋は湿度も低く、心地よい風が肌を優しくなでてくれます。駅から歩いて異人館街に向かう途中の坂道も、緑に包まれた景色と落ち着いた雰囲気に心が緩みます。
北野異人館街で異国情緒にひたる
坂を上ってたどり着いた北野異人館街。明治時代から続く洋館が並び、まるで異国の地に迷い込んだような気分になります。風見鶏の館や萌黄の館をのんびりと見学しながら、重厚な建物にしみ込んだ歴史の重みを感じました。平日の昼下がり、人通りも少なく、静けさがさらに癒しを深めてくれました。
港町神戸の風景に心がほどける
その後、三宮から元町へ歩き、ハーバーランドまで足をのばしました。メリケンパークで海風を感じながらベンチに腰を下ろし、ぼんやりと行き交う船や海にきらめく陽光を眺めます。ポートタワーやBE KOBEモニュメントの前で写真を撮る観光客を見ながら、自分は今、ゆっくり流れる時間の中にいるのだと実感しました。
神戸グルメで味覚から癒される
神戸と言えばグルメも楽しみのひとつ。南京町では豚まんや焼小籠包を片手に食べ歩き。夕方には三宮の洋食店でビフカツを注文し、肉厚でジューシーな一皿に心もお腹も満たされました。夜は居酒屋で地元の灘の日本酒を味わいながら、静かに旅の余韻を噛みしめました。
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天気に恵まれたゆったり旅
今回の旅は終始、晴天に恵まれました。青空の下、レンガ造りの街並みや海の蒼さが一層引き立ち、神戸の美しさが心に深く残りました。歩いているだけで楽しく、疲れを感じさせない、そんな理想的な旅日和でした。
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神戸のお土産で思い出を持ち帰る
旅の終わりには、神戸らしいお土産をいくつか購入しました。定番の神戸プリンや、トアロードデリカテッセンのハム、そして灘の酒蔵で見つけた限定の日本酒。どれも旅の記憶を閉じ込めた宝物のようで、福岡に帰ってからもしばらくは神戸の風を感じることができそうです。
旅のルートと振り返り
今回の旅のルートは、
新神戸駅 → 北野異人館街 → 三宮 → 元町 → 南京町 → メリケンパーク → ハーバーランド → 三宮(夕食・宿泊)
というゆったりとしたコースでした。急がず、予定に縛られず、自分のペースで歩いた神戸の街は、何とも言えない癒しと、どこか懐かしさを与えてくれました。
福岡市に戻ってからも、この旅の記憶がふとした瞬間に心をやさしく包んでくれます。またいつか、静かな癒しを求めて神戸を歩きたくなる。そんな旅でした。