福岡の警備員の一人旅No.366 福岡市に住む警備員の一人旅で心がほどける山形県寒河江市の魅力と癒しの旅路

旅行

日々の勤務に追われる中年の警備員として、心と体に優しい時間を求めて旅に出ることが、私のささやかな楽しみです。今回、選んだ目的地は、山形県寒河江市。美しい自然と温かな人々、そして癒しを与えてくれる穏やかな空気が流れる場所です。福岡から遠く離れたこの地に、心を委ねてみたくなりました。



朝の福岡を出発し、心を空にする新幹線の旅
早朝、まだ眠気が残る福岡市内の自宅を出発。博多駅から新幹線で新大阪へ、そこから山形新幹線つばさ号で天童駅へ向かいます。揺れる車内で読む文庫本、窓の外に流れる景色。それだけで、少しずつ日常の疲れが薄れていきます。天童駅からは寒河江駅までローカル線でのんびり移動。都会では味わえない静けさが、すでに癒しの始まりです。



最上川の風に包まれて歩く寒河江のまち
寒河江駅に降り立ち、まず感じたのは空気の澄み具合。冷んやりとした風が頬を撫で、最上川沿いをゆっくり歩くと、川の流れが心まで洗ってくれるようです。橋の上から見下ろす水面、遠くに見える蔵王連峰の山々。誰かと話すでもなく、ただ一人、自然と向き合う時間。こんな旅を求めていたのかもしれません。



寒河江八幡宮で静かに願う、健康と穏やかな日々
地元の方にも親しまれている寒河江八幡宮へ。境内はとても静かで、神社特有の凛とした空気に背筋が伸びます。手を合わせて、日々の無事と健康、そして小さな幸せを願う。こういうひとときが、心のバランスを取り戻してくれるのです。



癒しの湯に包まれる寒河江花咲か温泉
午後は、花咲か温泉へ。無色透明のお湯にゆっくりと身を委ね、肩の力がふっと抜けていくのを感じます。湯船から望む自然の風景もまた格別で、季節ごとに表情を変える山々が、静かに語りかけてくるようです。湯上がりには地元の牛乳でひと息。これがまた最高です。



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山形牛の焼肉とさくらんぼスイーツに満たされる夜
夜は、地元の焼肉店で山形牛の焼肉定食を堪能。ほどよく脂の乗った肉を口に運ぶたびに、思わず笑みがこぼれます。そしてデザートには、名産のさくらんぼを使ったパフェ。寒河江市のさくらんぼは特に甘くて瑞々しく、どこか懐かしさすら感じさせてくれる味でした。



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お土産は地元の味とやさしさを持ち帰って
旅の終わりに、寒河江駅近くのお土産店で名物をいくつか購入。さくらんぼジャムや山形の地酒、そして漬物。どれも、誰かに渡したくなるような優しさに満ちた品ばかり。帰りの新幹線の中、少しずつ日常が近づいてくるのを感じながら、それでも心の奥にはあの川の風景や温泉の湯気が残っていました。



癒しを求めるすべての人へ、寒河江市の静かな旅路を
福岡からは少し距離がありますが、その道のりすらも癒しに変えてくれるのが、山形県寒河江市の旅です。観光名所に足を運び、美味しい料理を味わい、静かに湯に浸かる。そして、お土産にはやさしさを詰め込んで帰る。そんな一人旅が、これからの自分をまた少しだけ強くしてくれる気がします。静けさに癒されたい方、次の休みに、ぜひ寒河江を目指してみてください。