はじまりはいつも福岡の交差点
福岡市のとある交差点で日夜ホイッスルを吹き続ける警備員の私が、ある日、思いました。「地の果てに行きたい」と。調べてみると、ありました、日本最西端。そこは沖縄県与那国町。地の果てなのに、なんだかワクワクする響き!そうと決まれば、防犯ベストをタンスにしまい、リュックひとつでいざ出発です!
与那国島、風が強いぞこんにちは
福岡から那覇へ、そしてプロペラ機に乗り換えて到着したのは、海と空と草原しかない絶景の島、与那国!飛行機を降りた瞬間から風がすごい。髪型が一瞬でアート作品になりました。
最初に向かったのは東崎。断崖絶壁と風とともに立っていると、まるで映画の主人公気分!「うおおおー!」と叫びたくなる絶景に、思わず小声で叫びました(観光客の目が怖くて)。
東崎の草原では与那国馬がのんびり草を食んでいます。かわいいなあと近づくと、なんと突然ダッシュ!逃げた私もダッシュ!なぜか馬と追いかけっこ開始!息切れしながら振り返ると、馬はもう飽きて草を食ってました。なんだったんでしょうか、あのスリル。
海底遺跡でロマンが止まらない
続いては与那国の目玉、海底遺跡です。ガイドさん付きの体験ダイビングに参加して、いざ海の中へ。現れたのは、巨大な石の構造物。まるでアトランティス!「これ絶対古代文明のなごりでしょ!」と鼻息荒くなるも、ガイドさんの冷静な「自然にできた地形ですよ」で撃沈。でもロマンは自由です!
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与那国料理に舌が踊る
観光のあとは腹ごしらえ。居酒屋「与那国食堂」でいただいたのは、カジキの刺身、ヤシガニの唐揚げ、アーサ汁など、未知の料理たち。カジキがプリプリで、アーサ汁がほっこりして、なんといってもヤシガニが…カニじゃない!うまいけど不思議!そして泡盛「どなん」が登場。アルコール60度ってウソでしょ!?火が吹けそうなパンチ力に、テンションは最高潮です。
土産はシーサーと謎の貝殻と馬グッズ
旅の締めはやっぱりお土産。与那国限定の泡盛をまずゲット。そして地元の陶芸家が作ったシーサーを発見。「このシーサー、顔が警備員っぽい!」と勝手に親近感を抱いて購入。さらに馬のマグカップや、海で拾った謎の貝殻も詰め込んだ結果、スーツケースが閉まらず、空港で荷物を押しつぶしてる姿が周囲の笑いを誘っていました。
福岡空港→那覇空港→与那国空港→レンタカーで島内一周→東崎→海底遺跡ダイビング→与那国食堂→土産屋巡り→与那国空港→福岡へ帰還!
人生で一度は行くべし!与那国という名の最果て
福岡の警備員の一人旅、今回は沖縄県与那国町編でした。馬に追われて、断崖で叫んで、海の底でロマンに浸って、泡盛で撃沈。こんな濃い一人旅、なかなか味わえません!日本の果て、でも心のど真ん中に刺さる旅でした。次の旅先を考えつつ、今日もまた福岡の交差点でホイッスルを吹きたいと思います。安全第一、旅も人生も全力前進!