福岡の警備員の一人旅No.452 福岡市に住む警備員が癒やしを求めて旅した徳島県鳴門市の魅力満載の一人旅記録

旅行

福岡市で警備員として働く私は、忙しい日常を離れて心も体もリフレッシュするために、今回は徳島県鳴門市へ一人旅に出かけました。四国の玄関口ともいえる鳴門市には、自然の雄大さと文化の深みが凝縮されていて、まるで時間がゆっくり流れているかのような癒やしの空気が広がっていました。

今回はそんな鳴門市の人口や気候、特色、観光名所、郷土料理やお土産、そして実際の旅のルートまで、福岡市に住む中年警備員の目線でたっぷりご紹介します。



鳴門市の基本情報と気候について

鳴門市は徳島県の北東部に位置し、人口は約5万5千人ほどの町です。都市としての便利さと自然の豊かさが絶妙に融合していて、穏やかな瀬戸内海に面した街並みと、迫力満点の鳴門海峡が象徴的です。

気候は温暖で、冬でも比較的過ごしやすく、夏は海風が心地よく吹き抜けます。私が訪れたのは春の終わりでしたが、ぽかぽか陽気に誘われて散策が楽しく、自然と足取りも軽くなりました。



鳴門市といえばやっぱり鳴門の渦潮

鳴門市を語る上で欠かせないのが「鳴門の渦潮」です。渦潮を見るには「うずしお観潮船」がオススメで、間近で迫力満点の渦を見ることができます。私は大型船と小型船、どちらに乗ろうか迷いましたが、より水面に近い小型船を選択。これが大正解で、まさに自然の力を肌で感じる体験となりました。

潮の流れに合わせて、ぐるぐると力強く巻かれる水流。その神秘的な動きにただただ見惚れてしまい、時間が経つのを忘れてしまいました。



大鳴門橋とエディ観潮道の絶景散歩

観潮船を降りた後は、「大鳴門橋架橋記念館エディ」へ。ここには展望台があり、橋の上から渦潮を見下ろせる「渦の道」も併設されています。海の上を歩いているかのような感覚になり、心地よい風とともに非日常の世界を満喫しました。

また、大鳴門橋を渡って淡路島へ向かう旅人の姿を見ながら、「いつかあちらにも行ってみたいな」と思いを馳せるのも、旅の楽しみの一つですね。



歴史と文化を感じるスポットも充実

鳴門市は文化的な魅力も満載です。特に感動したのが「大塚国際美術館」。世界中の名画を原寸大で再現した陶板画が展示されており、モネやゴッホ、ミケランジェロの作品を間近で見ることができました。警備員という職業柄、美術館は少し堅苦しいイメージがあったのですが、ここは堅さを感じさせず、まるで世界旅行をしているかのような贅沢な気分になれました。

また、「霊山寺」も訪れました。ここは四国八十八ヶ所巡礼の一番札所で、心を静かに整えるにはぴったりの場所です。境内を一歩一歩ゆっくり歩くことで、心の中がすーっと静かになっていく感覚がありました。



おいしさ満点の郷土料理に舌鼓

旅の楽しみといえば、やはり食事。鳴門市には地元ならではの味覚がたくさんあります。まずは「鳴門鯛」。新鮮でぷりっとした身が特徴で、刺身や焼き魚、鯛めしなどで楽しめます。私は海の見えるお店で鯛茶漬けをいただきましたが、優しい出汁の香りと上品な鯛の味に、思わずほっとするひとときでした。

他にも「鳴門金時」というさつまいもを使ったスイーツが名物で、ほくほく甘くて、お土産としても大人気です。旅の途中で立ち寄ったカフェで、鳴門金時のモンブランをいただきましたが、これがまた絶品でした。



鳴門のお土産はここでゲット

旅の終わりには、道の駅「第九の里」でお土産選び。鳴門金時を使ったお菓子や、鳴門わかめ、阿波尾鶏の加工品など、どれも魅力的で迷ってしまいます。私は家族へのお土産に金時芋のスイートポテトと、職場の仲間には渦潮模様のパッケージが印象的な鳴門せんべいを購入しました。



旅行ルートのご紹介

私の今回の旅は以下のルートでした。

1日目:
福岡市を朝出発 → 新幹線で岡山 → 特急で徳島駅 → 鳴門市へ移動
鳴門公園・渦潮観潮船 → 大鳴門橋観光 → ホテルチェックイン → 鯛料理の夕食

2日目:
大塚国際美術館 → 霊山寺参拝 → カフェで鳴門金時スイーツ → 道の駅でお土産購入 → 徳島駅から帰路へ

このルートは、移動も無理なく、観光・食事・休憩すべてがバランスよく組まれているので、一人旅初心者にもおすすめです。



心がほどけるような癒やしの時間

今回の徳島県鳴門市への一人旅は、まさに心がほぐれるような時間でした。自然の雄大さ、美術や歴史に触れる感動、そして何より人々の温かさにふれる旅でした。

仕事の合間にふと疲れを感じたとき、思い出すだけで気持ちが軽くなるような、そんな旅先がまたひとつ増えました。

次はどこへ行こうか――そんなワクワクを胸に、私はまた福岡の街で、警備員としての日常に戻ります。でも、鳴門の海風と渦潮の音は、ずっと心に残り続けることでしょう。