福岡の警備員の一人旅No.451 福岡市に住む警備員が一人旅で満喫した徳島県徳島市の魅力たっぷり旅路と思い出グルメとお土産たち

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旅の楽しさは、ひとりだからこそ見えてくる景色や、自分のペースで歩ける自由さにあります。今回は、福岡市に住む警備員である私が、一人旅で訪れた四国・徳島県徳島市の魅力をご紹介します。歴史と文化、自然と食の宝庫である徳島市は、気軽に旅できる距離にありながら、驚きや癒しがたっぷり詰まった旅先でした。



徳島市ってどんなところ?人口と気候の話
徳島市は徳島県の県庁所在地で、四国の東部に位置しています。人口はおよそ24万人ほどで、ほどよく栄えていながらも自然が身近に感じられる、住みやすさと観光地としての魅力がバランスよく融合した街です。

気候は温暖で、年間を通じて過ごしやすいのが特徴です。特に春と秋は、気温も穏やかで観光にはぴったりの季節。私が訪れたのは秋の初めで、澄んだ空気と爽やかな風が旅をさらに心地よいものにしてくれました。



徳島市の特色は「阿波踊り」だけじゃない!
徳島と聞くと、多くの人が思い浮かべるのはやはり「阿波踊り」ではないでしょうか。もちろんそれは徳島市の大きな特色のひとつです。毎年8月に開催される阿波踊りは、国内外から観光客が集まる一大イベント。私は残念ながら時期が合わず体験できませんでしたが、市内の「阿波おどり会館」では通年で踊りのステージや体験ができ、十分にその熱気を感じられました。

でも徳島市の魅力はそれだけではありません。渦潮や人形浄瑠璃など、自然と伝統文化が共存する街であり、落ち着いた雰囲気と歴史の深さが心を満たしてくれます。



数多くの観光名所をめぐる旅
一人旅にぴったりなスポットが盛りだくさんの徳島市。まず訪れたのは「眉山(びざん)」です。ロープウェイで山頂まで上がると、徳島市街を一望できる絶景が広がります。昼の眺望も素晴らしいですが、夜景もロマンチックでおすすめです。



次に向かったのは「徳島城跡公園」。徳島藩の居城だった徳島城の名残が今も残っており、城山の自然と調和した散策が楽しめます。春には桜の名所としても知られています。

そして、歴史好きにはたまらない「徳島県立文学書道館」や「徳島県立博物館」も立ち寄りたいスポット。地元の文化や歴史を学べる場所は、一人旅にぴったりの落ち着いた時間をくれます。



郷土料理に心と舌が踊る
旅といえば、やっぱりグルメも楽しみの一つです。徳島市には、ここでしか味わえない郷土料理がたくさんあります。まずは何と言っても「徳島ラーメン」。豚骨醤油ベースの濃厚なスープに、生卵と甘辛く煮た豚バラ肉がのった、クセになる一杯。福岡の豚骨ラーメンとはまた違ったコクがあって、しっかり完食してしまいました。

そして「フィッシュカツ」も外せません。白身魚のすり身にカレー風味をつけて揚げたもので、ビールにもぴったり。地元の居酒屋で一人ゆったりと味わう時間は、まさに至福でした。

また、「阿波尾鶏(あわおどり)」という地鶏もおすすめ。ほどよい弾力と旨味が絶妙で、焼き鳥や親子丼にすると絶品でした。



お土産選びも楽しさ満点
旅の締めくくりには、お土産選びも欠かせません。徳島市には、個性的で地元愛を感じるお土産がたくさんあります。

「すだち」は徳島を代表する柑橘で、ジュースやポン酢、お菓子などバリエーション豊富。爽やかな香りがクセになります。

それから「金長まんじゅう」は、徳島の定番土産。黒糖の皮に白あんが詰まった和菓子で、ほっこりする味わい。職場へのお土産にも喜ばれました。

他にも、阿波藍(あわあい)を使った藍染めのハンカチや小物など、伝統工芸品も要チェック。自分への旅の記念にもぴったりです。



福岡から徳島市へのおすすめ旅行ルート
福岡市から徳島市へのアクセスは、飛行機とバスを組み合わせるとスムーズです。私は福岡空港から徳島阿波おどり空港へ約1時間のフライトを利用しました。空港から市内まではリムジンバスで約30分ほど。あっという間に徳島市中心部に到着できます。

鉄道や高速バスでのんびり旅するのもアリですが、限られた時間で満喫するなら飛行機がおすすめです。市内の移動はバスも充実していますし、レンタサイクルでゆっくり回るのも楽しいですよ。



まとめ 一人旅だからこそ深く味わえる徳島市のやさしさと温もり
福岡市に住む警備員の一人旅。徳島県徳島市は、思っていた以上にやさしくて、奥深くて、そして温かい街でした。派手な観光地ではなくても、地元の人の笑顔や、歴史に触れる瞬間、美味しいごはんや静かな景色が、心にじんわりとしみ込んできます。

次は阿波踊りの時期にも訪れてみたいなと、帰りの飛行機の中で思いを馳せました。皆さんもぜひ、ひとり時間を味わいに、徳島市への旅を計画してみてはいかがでしょうか? 自分自身と向き合える、そんな素敵な旅が待っていますよ。