福岡の警備員の一人旅No.443 福岡市に住む警備員が一人で満喫した岐阜県郡上市の魅力と癒やしの旅の思い出

旅行

福岡市で警備員として働く私は、普段は交替制の勤務に追われる毎日ですが、そんな日々の疲れを癒すため、今回は岐阜県郡上市への一人旅に出かけました。美しい自然と歴史、グルメが揃うこの町は、忙しい日常を忘れさせてくれる“心のふるさと”のような場所でした。



郡上市の人口と気候について
郡上市は岐阜県のほぼ中央に位置し、人口は約4万人ほど。市全体が山に囲まれた自然豊かな地域で、四季がはっきりしているのが特徴です。夏は比較的涼しく、冬はしっかりと雪が降るので、夏は避暑地として、冬はウィンタースポーツの拠点としても人気があります。私が訪れたのは初秋の頃で、澄んだ空気と山の緑がとても気持ちよく、散策するだけでも心が癒されました。



郡上八幡の町並みに感動
まず訪れたのは、郡上八幡の歴史ある町並みです。「水の町」とも呼ばれるこのエリアは、清らかな湧き水と用水路が町中に流れ、歩いているだけでどこか懐かしい気持ちになります。石畳の路地や白壁の古い家屋が並ぶ光景は、まるで時代をさかのぼったような感覚。郡上八幡城にも足を運び、山の上から見下ろす城下町の景色に思わず声を上げてしまいました。



夏の風物詩 郡上おどりの魅力
郡上市といえば、やはり「郡上おどり」です。日本三大盆踊りの一つにも数えられ、毎年夏になると町中が踊りの熱気に包まれます。私が訪れたときはシーズンオフだったものの、郡上おどりの資料館でその歴史や踊り方に触れられ、実際に踊りを体験することもできました。夜通し踊り続ける「徹夜踊り」も、次はぜひ参加してみたいと思いました。



郷土料理で味わう岐阜のやさしさ
旅の楽しみといえば食。郡上市では、岐阜の山の幸をたっぷり使った郷土料理に出会えます。特に「朴葉味噌」や「けいちゃん(鶏ちゃん)」は絶品でした。甘辛い味噌の香ばしさと、ジューシーな鶏肉の旨味が体にしみわたります。田舎料理のあたたかさに包まれながら、地元の人とゆったり会話を楽しむ時間も、この旅の大きな癒やしでした。



郡上のお土産選びも楽しい時間
旅の締めくくりはお土産選び。郡上八幡の工芸品「郡上紬」や、「郡上本染」の手ぬぐいなど、手作りの温もりを感じる逸品がたくさんあります。私は郡上八幡の名水で作られた地酒と、郡上産の味噌を購入。帰宅してからも、旅の記憶を味と香りで思い出せるのがまた嬉しいものです。



福岡から郡上までのおすすめ旅行ルート
福岡市から郡上市へは、まず新幹線で名古屋まで移動し、そこから高速バスや電車で郡上八幡を目指します。少し時間はかかりますが、車窓からの景色が美しく、旅気分を盛り上げてくれます。私は早朝に出発して昼過ぎには郡上市に到着。1泊2日の行程でも十分満喫できますが、余裕があれば2泊3日でのんびり過ごすのがおすすめです。



一人旅だからこそ見つけた郡上の魅力
誰かと一緒の旅行ももちろん楽しいですが、一人だからこそ、より深くその土地の空気を感じられる気がします。静かに川のせせらぎを聞いたり、地元の人とふと交わす会話にほっこりしたり。郡上市のやさしさと、自然の恵みに触れるこの旅は、私にとって忘れがたいものとなりました。



次は雪の郡上を訪ねてみたい
今回の旅で郡上市にすっかり魅了されましたが、次は冬の郡上を体験してみたいと思っています。スキーや温泉、そして雪に包まれた郡上八幡の町並みもきっと幻想的なのでしょう。これからも、こんなふうに日々の疲れを癒しながら、日本の美しい場所を一つずつ巡っていきたいです。

福岡で働く日常と、旅先で感じる非日常。このバランスがあるからこそ、また明日からがんばれる気がします。岐阜県郡上市、一人旅でも心が満たされる、本当に素敵な場所でした。