福岡の警備員の一人旅No.434 福岡市に住む警備員が元気をもらった秋田県由利本荘市の楽しい一人旅と見どころ満載の魅力スポット巡り

旅行

福岡市に住む中年の警備員である私が、ふと思い立って向かったのは、秋田県南西部に位置する由利本荘市。にぎやかな日常から少し離れて、新しい風景と出会いたくなったんです。この記事では、そんな私の一人旅で感じた由利本荘市の魅力を、楽しくお届けします。



秋田県由利本荘市の基本情報と気になる人口・気候
由利本荘市は、秋田県の中でも日本海に面した自然豊かな市で、人口は約7万人ほど。市内には海・山・川といった自然がバランスよく広がり、四季折々の美しさを見せてくれます。



気候は、冬に雪が降りやすい日本海側気候ですが、夏は比較的涼しく、過ごしやすいのが特徴です。6月に訪れた私は、からっとした空気とやわらかな陽ざしに包まれて、とても気持ちの良い時間を過ごせました。



まずは鳥海山を背景に自然と調和する街並みへ
由利本荘市を語るうえで外せないのが鳥海山。標高2,236メートルのこの山は、「出羽富士」とも呼ばれ、見た瞬間にその美しさに心を奪われました。登山口周辺にはキャンプ場や温泉施設もあり、自然を全身で感じるにはもってこいのエリアです。

登山は難しい…という方でも、山のふもとから眺めるだけで十分。私は鳥海高原の展望台でおにぎりを食べながら、山と空の境目をぼんやり眺めて癒されました。



街なか散策も楽しい!本荘公園と本荘の城下町風情
市街地では本荘公園を中心にのんびりと散策。春には桜が咲き誇り、夏には木陰で読書も楽しめる、地元の方々にも親しまれている憩いの場です。公園の隣には旧本荘藩の武家屋敷なども残り、歴史好きの方にもたまらないスポットが点在しています。

歩き疲れたら、レトロなカフェでひとやすみ。コーヒーの香りに包まれながら、旅のメモをノートに書き綴る時間がまた格別でした。



地元グルメがとにかく美味しい!由利本荘の郷土料理を堪能
旅の楽しみといえば、やっぱり食。由利本荘市では、地元の味を生かした郷土料理が豊富です。

特に印象に残っているのが、「しょっつる鍋」と「だまこ餅」。しょっつる鍋は魚醤ベースの出汁が効いていて、心も身体もぽかぽかに。だまこ餅は、潰したご飯を丸めたもので、秋田版の団子スープといった味わい。どちらも素朴ながら奥深くて、一度食べると忘れられません。

地元の居酒屋でいただいた新鮮な日本海の刺身も格別でした。特に「ハタハタ」は脂が乗っていて絶品でしたよ。



お土産選びも楽しい時間!由利本荘ならではの品々
旅の締めくくりは、やっぱりお土産探し。由利本荘市でおすすめなのは、「いちじくジャム」や「本荘うどん」、「秋田由利牛の加工品」など、地元の素材を活かしたアイテムが盛りだくさん。

私は、地元の酒造で購入した純米酒と、地元産のいちじくジャムを福岡に持ち帰りました。お土産を手にした瞬間、その土地の思い出がぎゅっと詰まっているような気がして、旅の満足度がグッと上がりました。



福岡からの旅行ルートとアクセスも意外とスムーズ
福岡から秋田までは飛行機でひとっ飛び。秋田空港から由利本荘市まではバスや電車を使って移動できます。私は秋田駅でレンタカーを借りてのんびりドライブ旅にしましたが、公共交通機関でも充分に楽しめる街です。

ルートのおすすめは、秋田空港→秋田市内で一泊→翌日由利本荘市へ移動、という2泊3日の旅。気になるスポットをぎゅっと詰め込めば、充実の時間が過ごせます。



明るく、楽しく、そしてまた行きたくなる旅
由利本荘市の旅は、まさに気分をリセットできる旅でした。自然に囲まれながら、自分だけの時間を過ごす贅沢。地元の方々の温かい笑顔と、心のこもった料理、そしてどこか懐かしい風景。

福岡に戻った今でも、写真フォルダを開くたびに心がふわっと明るくなります。次の休みには、また違う季節の由利本荘市に行ってみたい…そんな想いが湧き上がる、素敵な一人旅でした。