心がほどける町 大分県佐伯市への旅
休日、仕事の疲れを癒すために向かったのは、大分県佐伯市。福岡市から電車とバスを乗り継ぎ、静かで懐かしい空気に包まれたこの町に到着した瞬間から、心がふっと軽くなったのを感じました。佐伯市は人口約6万人の穏やかな港町。山と海に囲まれた自然豊かな場所で、どこか昔の日本がそのまま残っているような温かさがあります。
温暖な気候に包まれた海辺の町
佐伯市は温暖で穏やかな気候が特徴です。冬でも比較的暖かく、海風が心地よく頬をなでてくれます。晴れた日の港はキラキラと光り、まるで時間がゆっくりと流れているかのようです。警備の仕事で日々緊張している心が、自然とほぐれていくのが分かりました。
歩いて巡る佐伯の観光名所
まず向かったのは歴史の息づく「佐伯城跡公園」。高台から見下ろす市街地と海の風景は絶景で、風に吹かれながらぼーっとする時間が贅沢に感じました。次に訪れたのは「番匠おさかな館」。水族館というより地域の魚に特化した展示館で、地元の川や海に住む魚たちの姿に癒されました。さらに、伝統的な街並みが残る「城下町・歴史と文学の道」も歩いてみました。石畳と白壁の街並みに、タイムスリップしたかのような気持ちになりました。
地元ならではの郷土料理を味わう
佐伯に来たら絶対に食べたかったのが「ごまだしうどん」です。地元の魚と胡麻、醤油を使った特製のたれをうどんにかけて食べるこの一品は、優しくもしっかりとした味わいで、心と体をほっこりと温めてくれました。そのほかにも新鮮な魚介を使った「佐伯寿司」や「あつめし」など、港町ならではの料理を堪能しました。
旅の思い出に選んだお土産たち
帰り際には地元の道の駅でお土産を探しました。「ごまだし」の瓶詰や、佐伯の特産品である柑橘類を使ったジャム、手作りの干物など、どれも優しさが詰まったような品々ばかり。仕事の合間に少しずつ味わいたいと思い、いくつか購入しました。
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癒しの旅を彩った旅のルート
今回の旅は、福岡市からJRで大分駅を経由し、佐伯駅まで乗り継いで向かいました。約3時間半の道のりですが、車窓から見える田園風景や山並みが心を落ち着かせてくれました。佐伯市内では徒歩と地元のバスを利用し、のんびりと観光を楽しみました。時間に縛られない一人旅だからこそ、無理のないルートで心のままに歩くことができました。
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日常から解き放たれる大分県佐伯市でのひととき
佐伯市の静けさ、優しさ、そして懐かしさに包まれた今回の旅は、心の奥にじんわりと染み入るような癒しの時間でした。仕事柄、常に周囲に目を配ることが求められる警備員という職業ですが、ここでは何も考えず、ただ風景を眺めるだけでいい。そんな時間をくれた佐伯市に、感謝の気持ちでいっぱいです。次の休みには、またふらりと訪れたくなる。そんな町がまた一つ、私の中に刻まれました。