福岡の警備員の一人旅No.380 静岡県熱海市で心と体がほどける福岡市に住む警備員の一人旅と海と温泉に癒される贅沢な時間と旅の記憶

旅行

憧れの温泉地 静岡県熱海市へ一人旅を決意した理由
福岡市で警備員として働く私は、長時間の立ち仕事や夜勤などで日々少しずつ疲れが溜まっていました。そんなある日、「静かで海が見えて、温泉に癒される場所へ行きたい」と思い立ちました。そして選んだのが、静岡県熱海市。古くから湯治の地として愛され、今なお多くの人が訪れるこの町には、心と体を優しく包み込むような時間がありました。



海と街が一体になった景色に心を奪われて
熱海駅を降りた瞬間、まず驚いたのは潮の香りと山の緑が調和する景色です。駅から少し歩くだけで、目の前に広がる青い海。サンビーチでは、朝の光が水面にきらきらと反射し、その美しさにしばらく足を止めてしまいました。都会の喧騒から離れ、自然と一体になれるこの場所は、心に静かな感動をもたらしてくれます。



熱海温泉で身体の芯まで癒やされるひととき
この旅で一番楽しみにしていたのが温泉です。宿泊した旅館では、源泉掛け流しの露天風呂があり、夜は月を眺めながら、朝は小鳥のさえずりを聞きながら湯に浸かることができました。熱海の湯は、肌にしっとりと馴染み、体の芯からじんわりと温まる感覚があります。湯上がりのぽかぽかした状態で、浴衣を着て畳の上にごろりと寝転がる時間は、何ものにも代えがたい癒しです。



熱海の味覚は旅のもうひとつの醍醐味
旅先での食事も楽しみの一つです。熱海では、新鮮な海の幸を使った料理がたくさんあります。私は「海幸食堂」でいただいたアジのたたき丼が忘れられません。ぷりぷりのアジに、たっぷりの薬味と特製ダレがかかっていて、ごはんが進みます。夕食には宿で地元産の金目鯛の煮付けをいただき、口の中でほろっとほぐれる柔らかさに思わず笑みがこぼれました。



観光名所をゆったり巡る心安らぐ時間
熱海には見どころがたくさんあります。まず訪れたのは「熱海梅園」。初夏でも新緑が美しく、せせらぎの音とともに深呼吸をすると、自然の力を肌で感じることができました。次に向かったのは「起雲閣」。和洋折衷の建物に漂う静けさが、まるで時が止まったかのように感じられます。そして「MOA美術館」では、海を望む絶景とともに芸術作品に触れ、心が洗われるような時間を過ごしました。



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快晴に恵まれた優しい旅の天気
私が訪れた日は雲ひとつない晴天。5月の熱海は、暑すぎず寒すぎず、散策するにはちょうどよい気候でした。日差しは柔らかく、潮風が頬をなでるように心地よく、心が解きほぐされていくのが分かりました。晴れた空の下、ゆっくり歩いて町を巡るだけで、心がスッと軽くなっていくようです。



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旅の終わりに選んだ熱海のお土産たち
帰り際に立ち寄ったのは、「ラスカ熱海」のお土産コーナー。ここでは定番の温泉まんじゅうから、海産物の干物、地元の酒蔵で作られた梅酒など、バラエティ豊かな品々が揃っています。私は、ひとくちサイズの温泉まんじゅうと、干物の詰め合わせ、そして「熱海梅園梅酒」を購入しました。どれも帰宅後にゆっくり味わうのが楽しみになるものばかりです。



福岡から熱海までの癒しの旅行ルート
今回の旅のルートは以下の通りです。

福岡空港から羽田空港へ

羽田空港から品川駅へ京急と山手線で移動

品川駅から熱海駅へ新幹線で直行

駅前で徒歩観光と市内バスで温泉地・観光地を巡る

旅館にチェックインし温泉と食事を満喫

翌日は観光地を数ヶ所巡り、お土産購入

熱海駅から品川経由で羽田空港へ、福岡へ帰路

このルートは乗り換えも少なく、負担の少ない移動で安心して旅を楽しめました。



静岡県熱海市で心に灯る優しい時間を持つということ
今回の旅で私は、自分自身を見つめ直す大切な時間を得ることができました。静岡県熱海市は、ただの観光地ではなく、心と体に優しく寄り添ってくれる場所でした。福岡に戻ってからも、旅先で感じた風や味、温泉のぬくもりがふとした瞬間によみがえり、そのたびに心が穏やかになります。

日々の忙しさの中で、少し立ち止まり、ひとりで自分の時間を楽しむことの大切さを改めて感じました。またいつか、熱海の海と温泉に会いに行きたいと思います。