福岡の警備員の一人旅No.376 福岡市に住む警備員の一人旅が癒された静岡県三島市の絶景と美食と名所めぐりと優しい天気と心がほぐれるお土産の思い出旅行記

旅行

福岡市で警備員として働く私は、日々の緊張感のある仕事の合間に心と体を癒すため、一人旅を重ねています。今回は、富士山のふもとに佇む静岡県三島市を訪れました。名水と自然、歴史と温もりが溶け合うこの街は、まさに癒しの楽園でした。三島の街を巡りながら、心ほどける体験の数々をご紹介します。



富士山の恵みを感じる三島の町並みを歩く

三島駅に降り立った瞬間、空気の澄んだやさしさに包まれました。静岡県三島市は「水の都」とも呼ばれていて、富士山の湧水が市内を流れ、街の至るところにせせらぎの音が響いています。まず訪れたのは「三島梅花藻の里」。透き通った清流の中に咲く白い梅花藻の姿に、ただただ見惚れてしまいました。



その後は「源兵衛川」沿いをゆっくりと散策。水辺に足を浸しながら進む遊歩道は、まるで自然と一体になれるような心地よさ。日々の忙しさや仕事の疲れが、まるで水に流れていくような感覚でした。



時を超える歴史に癒される三嶋大社

三島市の象徴ともいえる「三嶋大社」は、旅の中でも特に心に残る場所でした。境内に一歩足を踏み入れると、重厚な空気と静寂に包まれ、自然と背筋が伸びました。樹齢千年を超える楠の木や、厳かに佇む本殿の姿に、時間が止まったかのような感覚に。参拝を終えた後の清々しい気持ちは、言葉では言い尽くせません。

境内を歩いていると、偶然、地元の方と出会い、三島の魅力について優しく語ってくれました。こうした人との触れ合いも、一人旅ならではの贈り物ですね。



静岡の幸が彩る三島の料理に舌鼓

旅の楽しみといえばやはりグルメ。三島市では、静岡ならではの食材を使った料理に出会えました。特に感動したのは「うなぎ」。三島の湧水で締められたうなぎは臭みがまったくなく、ふわっとした身と香ばしいタレのバランスが絶妙でした。

また、「三島コロッケ」も絶品。地元産の三島馬鈴薯を使ったホクホクのコロッケは、素朴なのに心に沁みる味でした。旅の途中に立ち寄った小さな食堂でいただいた味噌汁と煮物の優しさにも、何とも言えない癒しを感じました。



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三島の空と風と優しい天気に包まれて

訪れた日は、梅雨の合間の晴れ間で、柔らかな陽射しが差し込む穏やかな天気でした。三島市は一年を通して温暖な気候で、6月でも過ごしやすく、そよ風に揺れる木々の音や水面に反射する光がとても幻想的でした。

特に、夕暮れ時の楽寿園から眺めた富士山のシルエットは、一生忘れられない景色です。静かに沈んでいく太陽と、オレンジに染まる空。心が静かに整っていくのを感じました。



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大切な人に贈りたくなる三島のお土産たち

三島には、旅の思い出を形に残せる素敵なお土産がたくさんあります。私はまず、「三島甘藷」を使ったスイートポテトを購入しました。優しい甘さが特徴で、家族へのお土産にぴったりです。

また、「三島茶」の香り豊かな風味も格別でした。旅の帰り道、新幹線の車内で淹れた三島茶を飲みながら、静かに旅の余韻に浸る時間は、何より贅沢な癒しのひとときでした。



心身を解きほぐす三島の旅ルート

今回の旅のルートは以下の通りでした。福岡空港から静岡空港へ飛び、そこから電車で三島駅へ。三島駅を拠点に、三嶋大社、源兵衛川、楽寿園、三島梅花藻の里と歩いて巡るルートは、徒歩でも十分楽しめるコンパクトさが魅力です。地元のバスも整っていて、初めての訪問でも不安はありませんでした。

旅の終わりには、三島駅前の足湯でひと休み。湧水を使った足湯でほっと一息ついた後、名残惜しさを胸に帰路につきました。



おわりに

静岡県三島市は、自然と歴史、食と人の温かさが調和した、心ほどける癒しの街でした。一人で静かに歩くことで、自分の中のざわつきが少しずつ静まっていくのを感じました。福岡市で働く警備員として、また日々に戻っていく前に、こうした場所で心と体を整える時間は、私にとって何よりも大切なひとときです。

また必ず訪れたい、そう思わせてくれる三島の旅でした。