福岡の警備員の一人旅No.336 福岡市に住む警備員の一人旅で出会った心ほどける時間と風景 宮崎県宮崎市で巡る観光名所と料理とお土産の優しい旅路

旅行

春の陽気に誘われて、福岡市で警備の仕事をしている私は、ふと思い立って南国の空気を感じたくなりました。向かったのは宮崎県宮崎市。温暖な気候に包まれ、海と山が織りなす絶景、地元の料理の優しい味、そして心をほどくような人々の笑顔が待っている街です。



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穏やかな天気と旅のはじまり

宮崎市に到着した日は、澄んだ青空と心地よい風に迎えられました。太陽の光がまぶしくも優しく、肩の力がスッと抜けていくような感覚に包まれます。海から吹く潮風に、遠くから聞こえてくる波音。歩き出す前から、癒しの旅が始まっていることを実感します。



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青島神社で心を整える

まず訪れたのは、日南海岸沿いに佇む青島神社。南国の植物に囲まれた神秘的な空間で、朱塗りの鳥居をくぐると、不思議と心が静かになります。青島を囲む「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩の風景も見事で、波音を聞きながらぼんやりと時間を過ごすだけで、日常の疲れが癒えていくのを感じました。



堀切峠から望む絶景に心奪われる

次に訪れた堀切峠は、太平洋を一望できる絶景スポットです。緑豊かな丘から見下ろす海の青さは、言葉を失うほどの美しさ。遠くに広がる水平線と、波間に輝く陽の光。しばらく腰を下ろしてその景色に見とれてしまいました。深呼吸するたびに、体の奥まで澄みわたるような感覚が広がります。



宮崎グルメに癒されるひととき

旅の楽しみのひとつは、やはりその土地の味です。宮崎市ではまず、地元の名物「チキン南蛮」を味わいました。甘酢と自家製タルタルソースが絶妙に絡んだ柔らかい鶏肉は、ひと口で心がほぐれていくよう。食後のデザートには「日向夏」を使ったジェラートもいただきました。さっぱりとした甘みが、春の空気とぴったりです。



天気とともに移ろう心の変化

旅の途中、雲ひとつない快晴の日もあれば、少し曇りがかった夕暮れにも出会いました。そのどれもが風情に満ちていて、空模様とともに気持ちが優しく揺れ動くのを楽しめるのも、この旅の魅力でした。自然とともに過ごす時間は、私のような忙しい日常に身を置く者にとって、かけがえのない癒しです。



宮崎市で出会ったお土産たち

旅の最後に立ち寄ったのは、宮崎駅近くのお土産屋さん。ここでは「マンゴーラングドシャ」や「地鶏炭火焼き」、「飫肥杉(おびすぎ)細工の木製小物」など、宮崎らしさあふれる品々が並んでいました。私は、自分用に地元の焼酎「霧島」を一本、そして家族にはマンゴーを使ったお菓子を選びました。



心に残る癒しの旅路

福岡市から新幹線と特急を乗り継ぎ、ゆったりとした時間を楽しみながらたどり着いた宮崎市。日南海岸沿いの絶景を眺め、美味しい料理に癒され、空気と人の優しさに触れる旅は、私にとって心の深呼吸のような時間でした。

警備という仕事柄、緊張感のある日々を過ごしていますが、こうして一人で旅に出ることで、自分を見つめ直し、リセットできる貴重な時間を持つことができます。宮崎市は、そんな時間にぴったりの場所でした。

またいつか、あの波音を聞きに、あの優しい光に包まれに、私はこの街を訪れるでしょう。