日々、緊張感のある現場で働く警備員という仕事。福岡市でそんな日常を過ごしている私にとって、ふとした休日の「一人旅」は、何よりの癒しです。今回、私が選んだ旅先は茨城県つくば市。科学と自然、そしてやさしい空気に包まれたこの街で、心から穏やかになれる時間を過ごしてきました。
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晴れ渡る空とつくばエクスプレスの始発駅から始まる旅
旅の出発は福岡空港。羽田空港で乗り継ぎ、秋葉原からつくばエクスプレスで約45分。空は澄み渡り、少しひんやりとした空気が心地よく、旅のはじまりにぴったりの朝でした。つくば駅に降り立つと、整った街並みと、周囲の豊かな自然に思わず深呼吸。科学の街という印象とは裏腹に、静かで穏やかな風景が広がっていました。
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筑波山で感じる雄大な自然と静けさ
まず向かったのは、つくば市を象徴する筑波山。ケーブルカーに乗って山頂へ向かい、ゆっくりと歩を進めました。標高はそれほど高くないものの、眺めは絶景。眼下には関東平野が広がり、遠くには富士山の姿もうっすらと見えました。山頂の風はやさしく、日頃の疲れを吹き飛ばしてくれるようでした。神社にも立ち寄り、静かに手を合わせる時間がとても尊く感じられました。
つくばエキスポセンターで出会う“子どものような好奇心”
筑波山の癒しに包まれたあとは、つくばエキスポセンターへ足を運びました。科学の街ならではの展示が広がるこの施設では、大人でも楽しめる仕掛けがいっぱい。特に印象的だったのは、プラネタリウムで見た星空の演出。ゆったりと椅子に身を預け、天井いっぱいに広がる宇宙を眺めながら、子どものころに抱いた好奇心がよみがえってくるようでした。
つくばのグルメに癒される夕暮れ時
たっぷり歩いた後は、お楽しみの夕食。つくば市は意外にもグルメの宝庫。地元野菜をふんだんに使ったフレンチや、茨城県産の常陸牛のステーキ、さらには納豆料理など、素材の良さが光る料理に舌鼓を打ちました。特に印象に残ったのは、「つくば鶏の炭火焼き」。やわらかくジューシーなお肉に、ほんのり香ばしい炭の風味が重なり、心の底から「来てよかった」と感じる味でした。
翌朝の青空と朝のコーヒーの香り
翌朝、ホテルの窓から差し込む朝日で目を覚まし、駅前のカフェで一杯のコーヒーをゆっくり味わいました。外に出ると、前日と変わらず穏やかな天気。つくばの街を歩く人々もどこか柔らかく、そんな空気感に身を委ねながら、静かな朝を過ごしました。
旅の締めくくりは心温まるお土産選び
帰路につく前に立ち寄ったのは、つくば駅の近くにあるお土産店。科学にちなんだユニークなグッズや、つくばプリン、干し芋、地元のブルーベリーを使ったジャムなど、どれも手に取るだけで笑顔になる品々ばかりでした。お店の方との何気ない会話にも心がほっこり。旅の終わりに、もう一度「また来たい」と思わせてくれる瞬間でした。
つくば市で見つけた、心を癒す静けさと感動
今回の旅のルートは、福岡から羽田を経由し、つくばエクスプレスでゆっくりとアクセス。宿泊はつくば駅周辺の静かなビジネスホテル。移動の途中も無理をせず、心地よいペースで一歩一歩を楽しみました。科学の街と思われがちなつくばですが、そこには温かな人々と、美しい自然、静かに心を癒してくれる時間が流れていました。
福岡で警備員として働く毎日のなかで、こんな風に心を緩めることができたのは、本当に久しぶりでした。静けさと温もりに包まれたつくば市での一人旅は、これからの自分をまた前向きにさせてくれる、かけがえのない時間になりました。次は、もっと違う季節にも訪れてみたいと思います。