福岡の警備員の一人旅No.305 新潟県妙高市で心ほどける癒しのひととき 福岡市に住む警備員が体験した静寂と温もりの一人旅の記録

旅行

福岡市に住む警備員の私が、一人静かに心を整えたいと思い訪れたのが、新潟県妙高市でした。豊かな自然、優しい人々、そして美味しい料理。すべてが静かに私を包み込んでくれるような、そんな場所でした。今回はその旅の記録を、少しでも誰かの癒しになればと思いながら、綴っていきたいと思います。



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妙高の山々が迎えてくれた朝
早朝の新幹線を乗り継いで妙高高原駅に降り立った瞬間、空気の冷たさと澄みきった青空に心がほどけていくのを感じました。雪解けの季節、山肌にはまだ白く残る雪。そして足元には春の芽吹きが広がっていました。静寂の中に包まれた妙高の自然は、まるで「よく来たね」と語りかけてくれるようでした。



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赤倉温泉でじんわりと癒される
まず向かったのは、妙高でも有名な赤倉温泉。日帰り入浴できる旅館で、源泉かけ流しのお湯に身を沈めると、体の奥深くから疲れが抜けていくのがわかります。窓の外には、静かな山並みと流れる雲。言葉はいりません。ただ、お湯に包まれて、目を閉じるだけで十分でした。



妙高の観光名所を歩く穏やかな時間
赤倉観光リゾートスキー場を散策しつつ、妙高山を背景に写真を撮ったり、妙高高原ビジターセンターで動植物の展示を眺めたり。関山神社では、苔むした石段と立派な杉の木々に囲まれ、心が洗われるような感覚を味わいました。観光名所といっても、どこも混雑しておらず、のんびりとした時間を過ごせるのが妙高市の良さです。



妙高の料理は体にも心にもやさしい
旅の途中で立ち寄った小さな食堂では、妙高産のコシヒカリを使った釜炊きご飯と、山菜の天ぷら、味噌汁をいただきました。ご飯がつやつやで、お米本来の甘さが感じられます。山菜はほろ苦くて春の香りがいっぱい。妙高の食はどれも優しく、気取らず、まるで誰かが自分のために作ってくれたような温かさがありました。



天気が旅の雰囲気をさらに深めてくれる
旅の二日目は小雨が降っていましたが、そのしっとりとした空気もまた魅力的でした。傘をさして歩く林道、霧に包まれる山の輪郭、濡れた木々の匂い……。晴天の日とは違う美しさがあり、心を鎮めてくれるような穏やかな時間でした。



妙高で見つけた心のこもったお土産
旅の終わりには、道の駅あらいで妙高の名産をいくつか手に取りました。雪室で熟成させたコーヒー豆、山ぶどうのジャム、そして地元のお母さんが作った手編みの草履。どれも丁寧に作られていて、持ち帰ったあとも旅の記憶が蘇るようなお土産ばかりでした。



旅行ルートと心に残った風景
福岡空港から新潟空港まで空路で移動し、そこから電車とバスを乗り継いで妙高市へ。到着後は赤倉温泉→関山神社→妙高高原ビジターセンター→道の駅あらいの順に巡りました。道中で出会った風景は、どれも心を癒してくれるものばかり。とくに妙高山を背景に歩いた高原の道は、人生で忘れられない景色となりました。



一人旅だからこそ感じられる癒し
誰かと一緒に行く旅も楽しいものですが、一人だからこそ感じられる癒しや静寂があります。福岡の喧騒から離れて、妙高の自然と文化に触れることで、日常では見えなくなっていた大切なものに気づくことができました。妙高市は、そんな心の余白を与えてくれる特別な場所です。

次の休みも、きっとまたこの場所に戻ってきたくなる。