福岡の警備員の一人旅No.303 福岡市に住む警備員が静けさと癒しを求めて歩いた一人旅 新潟県糸魚川市で心ほどけるひとときを過ごしてきました

旅行

福岡の都会の喧騒から少し離れて、自分の心と向き合う時間を求めて、新潟県糸魚川市へ一人旅に出かけました。仕事柄、日常では緊張感を保ち続けることの多い警備の仕事。でも、たまには心を緩めて、風や光、自然に癒される時間が必要です。そんな思いで訪れた糸魚川市は、想像以上にやさしく、深く、心を包み込んでくれる場所でした。



国内旅行の格安予約なら【ビッグホリデー】

雄大な自然と静寂が広がる糸魚川の観光名所
まず足を運んだのは「ヒスイ海岸」。白く滑らかな小石が敷き詰められた浜辺は、歩くだけで足の裏から心が整っていくようでした。波の音が、体の奥に溜まった疲れをゆっくりと洗い流してくれるような心地良さ。思わず深呼吸を何度も繰り返しました。



格安国内ツアーなら!エアトリ国内ツアー

次に向かったのは「フォッサマグナミュージアム」。地球の割れ目とも言える巨大な断層が目の前に広がる景観には、ただただ圧倒されました。そして、そこから感じたのは、「自然の大きさの中では、自分の悩みなんてちっぽけなものだ」という不思議な安心感でした。

また、谷村美術館では建物そのものが一つの芸術品。ひんやりとした空気と静寂の中で、自分の鼓動すら美しく感じるような時間が流れます。



糸魚川の味は、やさしさそのもの
旅の楽しみといえば、その土地ならではの食事。糸魚川で食べたのは、名物「糸魚川ブラック焼きそば」。見た目はインパクト大ですが、味は優しく、ほんのり甘辛いソースが麺に絡みつき、どこか懐かしい味わいでした。

さらに、糸魚川の地酒も忘れられません。地元の酒蔵でいただいた冷や酒は、すっきりとした飲み口で、身体の芯からほっと温まるような心地良さ。夜には海鮮を使った会席料理もいただき、日本海の恵みの豊かさに舌鼓を打ちました。



雨のち晴れの天気がくれた静かな癒し
旅の途中、空は少し曇り、優しい雨が降り始めました。けれど、この雨さえも美しく、傘を差して静かに町を歩く時間は、心を内省するのにぴったりでした。雨に濡れた石畳、しっとりとした緑の匂い、小鳥のさえずり…そんな些細な風景に、何度も立ち止まっては癒されていました。

翌朝にはすっかり晴れて、糸魚川の町全体がキラキラと光を浴びて輝いていました。雲が去ったあとの空の青さに、まるで心まで澄みわたるような感覚を味わいました。



お土産に込める、旅の余韻
旅の終わりには、大切な人たちに糸魚川の思い出を届けたくて、お土産を選びました。ヒスイのアクセサリーは、旅の象徴として自分用にもひとつ。優しい緑色の石を眺めるたびに、この旅で感じた静けさを思い出せそうです。

他にも、地元の魚の干物や手作りのお味噌、糸魚川ならではの日本酒を購入。どれも手間ひまかけて作られていて、袋を開けた瞬間から、作り手の思いが伝わってくるような温かさを感じました。



癒しを求める旅人におすすめしたい旅ルート
私の旅ルートは、福岡空港から新潟空港へ飛行機で移動し、そこから糸魚川までは電車で約2時間半。少し時間はかかりますが、その分、車窓から見える田園風景や山々が心をほぐしてくれます。

現地ではレンタサイクルを利用して、ゆっくりと観光地を巡りました。歩くよりも少し遠くまで行けて、風を感じながら移動できるので、旅の疲れも感じません。何より、道すがら見つけた小さな神社や地元の商店との出会いも、今回の旅の大きな宝物です。



心を休めたいすべての人へ、糸魚川はやさしく迎えてくれる場所
糸魚川市には、派手さや賑やかさはありません。けれど、その分、日々の疲れを静かに包み込んでくれる優しさがあります。自然、歴史、食、人、すべてが穏やかで、そこに身を置くだけで心が軽くなるような、そんな不思議な場所です。



警備という仕事でいつも張り詰めた気持ちを持ち続けている私にとって、この旅はまさに「心の休息」でした。またきっと、日常に疲れたときには、ふと思い出して足を運ぶことでしょう。

糸魚川市の癒しの力、どうかあなたにも届きますように。