朝、まだ暗いうちに福岡市の自宅を出発し、飛行機で羽田空港へ。そこから電車を乗り継いで、ゆったりと神奈川県逗子市へと向かいました。普段、警備員として働く私は、日々の緊張感から少し離れて、静かで癒される時間を過ごしたいという思いでこの地を選びました。
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青い空と心地よい風に迎えられて
逗子駅に降り立った瞬間、春の柔らかい陽射しと潮の香りに包まれました。天気は快晴。空の青さと海の輝きに心がほっと落ち着きます。まず向かったのは逗子海岸。早朝の海はまだ人も少なく、波の音だけが静かに響いています。ベンチに腰かけて、波を眺めながら深呼吸をしていると、日常の疲れが少しずつほどけていくのがわかりました。
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小坪漁港で味わう海の幸
そのまま足を伸ばし、小坪漁港へ向かいました。小さな漁港には、地元の漁師さんたちがその日の朝に水揚げした新鮮な魚が並び、港町らしい活気と温もりがあります。「ゆうき食堂」という食堂で、新鮮なしらす丼と地魚のお刺身をいただきました。どれも新鮮で優しい味わい。思わず笑顔になってしまうような、そんな食事でした。
披露山公園から望む絶景に癒される
昼食の後は、披露山公園へ。小高い丘の上にあるこの公園からは、相模湾や江の島、そして晴れていれば富士山まで見渡すことができます。この日は運良く空気が澄んでいて、くっきりと富士山が姿を見せてくれました。園内にはリスが遊ぶ姿や、小鳥のさえずりも聞こえて、まるで自然の中に溶け込んでいくような心地よさがありました。
逗子の街並みを歩いて
公園を後にして、逗子の街並みを散策しました。古い商店と新しいカフェが共存する落ち着いた雰囲気の中で、地元の人たちの暮らしを感じながら歩く時間は、ゆっくりと流れていきます。途中で立ち寄ったカフェ「なぎさ珈琲」で飲んだコーヒーは格別で、潮風を感じながらの一杯が何とも言えず贅沢でした。
旅の思い出に選んだ逗子のお土産
帰り道、駅前の土産店で逗子らしいお土産を探しました。湘南ビールのクラフトセットや、地元の海藻を使った塩、そして地元作家さんの手作り雑貨など、心を込めて選んだ品々は、旅の記憶を持ち帰るための大切なアイテムとなりました。
癒しの一日を振り返って
警備の仕事で張り詰めた毎日を送る私にとって、逗子市で過ごした一日は、まるで心の奥からじんわりと温まるような体験でした。美しい景色と穏やかな空気、やさしい人たちとの出会い。そして静かに過ごす一人の時間。それらすべてが、何よりの癒しとなりました。
次に訪れるときは、もう少し長く滞在して、もっとゆっくりとこの街の空気に包まれてみたい。そう思いながら、再び逗子駅のホームに立ちました。
神奈川県逗子市は、日常に疲れた心をそっと癒してくれる、そんな優しさに満ちた場所でした。