福岡の警備員の一人旅No.235 福岡市に住む警備員の一人旅で見つけた癒しの時間とやさしさに包まれる場所青森県三沢市の観光名所と郷土料理と温もりあふれるお土産そして心を整える旅のルートの記録

旅行

青森県の東南部、太平洋に面した三沢市。そこは、にぎやかな街の喧騒から離れて、心静かに過ごすにはうってつけの場所です。福岡市で警備員として働く私は、日々の緊張感や慌ただしさから少し離れたくて、一人旅に出ることにしました。今回選んだのは、風の匂いも、海の青さも、どこか懐かしい三沢市。静かに癒されたい人には、きっとぴったりの場所です。



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異国情緒と自然が交差する三沢航空科学館

旅の最初に訪れたのは、三沢航空科学館。飛行機好きでなくとも、ここには心がわくわくする空間が広がっています。滑走路を思わせるような広々とした敷地に、大きな航空機の展示が並び、室内では航空の歴史や科学について学べる体験型の展示も豊富です。館内の静かさが心を落ち着かせ、外に出るとすぐそばには青空が大きく広がっていました。



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飛行機が空を飛ぶという当たり前のようで不思議な現象。その仕組みや人々の情熱に触れると、目に見えない何かに包まれているような感覚になります。気づけば、気持ちがすっと軽くなっていたのです。



小川原湖の水辺で深呼吸

次に向かったのは、小川原湖。三沢市と周辺の町にまたがる大きな湖で、水面がきらきらと光り、時間がゆっくり流れているようでした。湖畔のベンチに座り、波の音と風の音に耳を傾けながら、ただぼんやりとする贅沢。こういう時間こそが、旅の醍醐味だとしみじみ感じます。



釣りをしている人の姿や、鳥たちが水辺に集まる様子に癒されながら、私はただ静かに過ごしました。思考が自然と落ち着き、体の奥からほどけていくような感覚がありました。



三沢のソウルフード ガーリックポークとアメリカンな味覚

三沢といえば、米軍基地の存在もあり、異国情緒の漂うグルメが多いのも魅力のひとつ。地元のレストランで食べた「三沢ガーリックポークステーキ」は、まさに心と体を元気にしてくれる逸品でした。ニンニクの香ばしさとジューシーな豚肉がベストマッチ。しっかり味がしみ込んでいて、ご飯との相性も抜群です。



また、アメリカンなハンバーガーショップも多く、ボリューム満点の本格バーガーもおすすめです。どこか懐かしさを感じる味わいに、思わず笑みがこぼれました。たまにはこういう“ガツンとくる”食事も、心の栄養になりますね。



帰り道に立ち寄る温泉と三沢のお土産

旅の締めくくりには、三沢市近郊にある温泉施設「三沢空港温泉」でひと風呂。空港のすぐそばというユニークな立地ですが、館内はとても静かで落ち着いた雰囲気です。少し熱めのお湯に体を沈めると、旅の疲れがじんわりとほぐれていくのがわかりました。まさに、最後の癒し。

お土産には、地元のりんごジュースや、にんにく加工品、三沢牛のレトルト商品などを選びました。家族や同僚に渡すのが楽しみですし、自分用にも買ったガーリックポークの瓶詰は、家でも三沢の味を思い出せる小さな宝物になりました。



福岡から青森三沢へ 癒しの旅路のルート

今回の旅のルートは、飛行機で福岡空港から羽田空港を経由して三沢空港へ。空港から市内中心部まではバスで約20分とアクセスも良好です。市内はコンパクトで、徒歩とバスでの移動がメイン。観光スポットもまとまっているため、1泊2日でも十分に楽しめました。

時間に追われない、穏やかなペースで進む旅。それが、心を癒す最大の要素だったのかもしれません。



また来たいと思わせる町 三沢

三沢市は、観光地としては派手さがないかもしれませんが、そこにあるのは静かな魅力と、どこか懐かしい空気感。そして、旅人を迎え入れてくれる温もり。日常からふっと抜け出したいとき、ぜひ思い出してほしい場所です。

警備員という仕事柄、常に人の安全を守る立場にいる私にとって、こうした癒しの時間は何よりのご褒美でした。また必ず訪れたい、そう心から思える旅となりました。