福岡の警備員の一人旅No.231 福岡市に住む警備員の一人旅が辿り着いた青森県むつ市の癒しの絶景とグルメとお土産に包まれる贅沢な旅路と心を解きほぐす観光名所めぐり

旅行

福岡市に住む警備員の一人旅が選んだ先は、心の奥まで癒される場所「青森県むつ市」でした

仕事柄、昼夜問わず人々の安全を守る警備員という職業は、体力も精神力も大きく使います。そんな日々を過ごす中、ふと「心の底から癒される旅がしたい」と思い立ち、私は福岡空港から飛行機を乗り継ぎ、遥か北の地、青森県むつ市へと一人旅に出かけました。

むつ市は下北半島の中心に位置し、豊かな自然と静寂に包まれた場所。訪れたその瞬間から、まるで時間の流れがゆったりと変わったかのような感覚に包まれました。



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圧倒的な癒しをもたらす観光名所たち

まず訪れたのは「恐山」。日本三大霊場の一つとして知られるこの地は、不思議と心が落ち着く神聖な空気に満ちていました。硫黄の香りが立ち込める火山地帯の風景は荒々しくも美しく、現実から解き放たれたような気持ちにさせてくれます。賽の河原を静かに歩きながら、自分と向き合う時間を過ごしました。



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次に向かったのは「釜臥山展望台」。ここから見えるむつ市街地と陸奥湾の大パノラマは、まさに言葉を失う美しさ。夜になれば「夜景100選」にも選ばれたきらびやかな光の海が広がり、まるで星空が地上に降りてきたかのよう。心がじんわりと温まり、自然と笑顔がこぼれました。

さらには「大湊海軍基地資料館」にも足を運びました。海軍の歴史を感じながら静かに展示品を眺めていると、むつの地に根ざした文化と誇りの深さに触れることができました。



むつ市ならではの癒しの味覚を堪能する時間

旅の楽しみのひとつは、やはり食です。むつ市では「大間のマグロ」をはじめとする新鮮な海の幸が絶品でした。私は地元の小さな食堂で、漁港直送の刺身定食をいただきました。一切れ食べた瞬間、口の中いっぱいに広がる濃厚な旨味と、プリプリとした食感に感動。日々の疲れが溶けていくようでした。



また、下北名物の「ごっこ汁」も外せません。冬に食べると特に美味しいこの郷土料理は、コラーゲンたっぷりで体が芯から温まります。地元のお母さんたちが作ってくれる素朴な味に、ほっとする安心感を覚えました。



旅の思い出を詰め込んだお土産たち

むつ市には旅の余韻を持ち帰るのにぴったりなお土産も豊富です。私はまず、「大間のマグロジャーキー」を購入。お酒のつまみにもぴったりな逸品で、友人たちにも大好評でした。また、地元のリンゴを使ったスイーツや、下北ワインなど、味覚でもむつの風土を楽しめるお土産がたくさん並んでいて、選ぶ時間もまた楽しいものでした。

木彫りの民芸品や、恐山の御守りなど、心を落ち着かせるアイテムもあり、自分用にもいくつか買い求めました。旅の記憶を形として残すことで、帰ってからもその癒しが続いているような気がしています。



福岡からむつ市までの癒しのルート

福岡市からむつ市までは、飛行機で青森空港まで行き、そこからレンタカーで約3時間のドライブが必要です。道中は山々に囲まれた風景が続き、BGMに好きな音楽を流しながら走るのがとても気持ちよく、移動自体が癒しの時間となりました。

また、鉄道好きの方には、青い森鉄道と大湊線を使ったルートもおすすめです。のんびりと列車に揺られながら、車窓に流れる青森の自然を眺めていると、旅の時間がさらに贅沢に感じられます。



心と体を解きほぐすむつ市の力を感じて

この一人旅を通して、むつ市の自然、食、文化、人の温かさに何度も癒されました。日常の喧騒から一歩離れて、自分だけの時間を大切にすることの尊さを改めて実感しました。



福岡市に戻った今でも、ふとした瞬間にむつで見た風景や食べた味、出会った人々を思い出し、心がふわっと軽くなることがあります。「また行きたい」と思える場所があること、それがどれだけ心を豊かにしてくれるかを、私はむつ市の旅で教えてもらいました。



忙しい日々の中で「癒し」を求めている人にこそ、ぜひ一度訪れてほしい、そんな特別な場所が青森県むつ市です。