福岡の警備員の一人旅No.224 福岡市に住む警備員の一人旅で心から癒された長崎県時津町の魅力と数々の観光名所と絶品料理と心温まるお土産とゆったり過ごせる癒しの旅行ルートの記録

旅行

福岡市で警備の仕事をしている私は、日々の忙しさの中でふと「静かでやさしい場所へ旅をしてみたい」と思うようになりました。そんな思いを抱えて選んだ行き先が、長崎県時津町。長崎市からほど近い場所にありながら、穏やかな港町の空気と、心をじんわり温めてくれる人々、美しい風景が広がる場所でした。



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この旅では観光名所だけでなく、地元の美味しい料理や素朴で温かな土産、そして予定に縛られずに過ごすゆったりとした旅の時間が、心と体を癒してくれました。その記録をここに綴ります。



港町の朝に包まれて旅が始まる

博多から高速バスと路線バスを乗り継いで約2時間。到着した時津町は、朝の静けさと潮の香りが心をほぐしてくれるような場所でした。港の近くでは漁師さんたちが朝の仕込みをしていて、どこか懐かしさすら感じさせる光景にしばらく足を止めてしまいました。

時津港から見える海と、そこに浮かぶ小さな漁船。そののんびりとした動きが、時計の針をゆっくりにしてくれるようで、気がつけば心の中まで穏やかになっていくのを感じました。



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自然と歴史にふれる癒しの名所めぐり

時津町には派手な観光スポットこそありませんが、その分、ひとつひとつの場所に「静かな感動」があります。まず訪れたのは「時津港展望台」。ここからの景色はとても美しく、遠くに長崎市街地の稜線が見えるのに、ここはまるで別世界のような静けさでした。



さらに足を延ばして「とぎつ海と緑の運動公園」へ。広い芝生とゆったり流れる時間の中で、ベンチに座ってただ風を感じる…そんなひとときが、何よりの贅沢でした。また、時津の歴史を伝える「時津郷土資料館」にも立ち寄り、町の過去と人々の暮らしに思いを馳せました。



地元の味に出会う心ほどける食事時間

旅の楽しみのひとつはやはり食事です。時津町では新鮮な海の幸を堪能できる小さな定食屋がいくつもありました。中でも印象的だったのは、「時津鯛茶漬け」。新鮮な鯛をゴマダレに漬けたものに熱々の出汁をかけるその一杯は、体の奥まで沁みわたるような美味しさでした。

また、地元の市場では「時津あじの干物」や「地元野菜の天ぷら」を味わうこともでき、シンプルながらも素材の味が引き立つ料理ばかり。お腹だけでなく、心まで満たされていくのを実感しました。



お土産に込められた町のやさしさ

旅の終わりに立ち寄ったのは、時津町の物産館。ここには地元で作られた加工品や手作りのお菓子、漬物などが並んでいて、どれも素朴ながら温かみのあるものばかりでした。

特に気に入ったのは、「時津産の柑橘を使ったマーマレード」と「手作りの海藻塩」。どちらも、どこか懐かしく、そして優しい味がしました。母にはマーマレード、自分には干物を買って帰りましたが、旅の余韻を家でも感じることができて嬉しかったです。



予定に縛られない旅が生んだ癒しの時間

この旅では、事前にぎちぎちにスケジュールを組むことはせず、現地で気ままに動くスタイルを選びました。天気と気分を見ながら、今日は港を歩こうとか、公園でのんびりしようとか、そんなふうに自由に過ごしました。

途中で出会った地元のおじいさんと話したことや、港でのんびり昼寝したこと、スーパーで地元の人に混じって買い物したこと。どれもガイドブックには載っていないけれど、心に残る大切な時間です。



福岡に帰っても消えない余韻と癒し

福岡に戻ってからも、時津町で感じた空気や景色、食べた料理の味は、ふとした瞬間に思い出されます。忙しい日々の中でふと疲れたとき、あの展望台から見た静かな海や、鯛茶漬けの湯気を思い浮かべるだけで、少しだけ心が軽くなるのです。

時津町は、観光地として派手な場所ではないかもしれません。でも、だからこそ、人のやさしさや自然の豊かさが心にじんわりと沁みてくる。そんな場所でした。



福岡市で働く警備員の私にとって、心から癒された一人旅となった長崎県時津町。次に訪れる時は、また新しい風景や出会いがあるかもしれません。そんな未来を楽しみにしながら、また一歩ずつ、日々をがんばっていこうと思います。