福岡の警備員の一人旅No.219 福岡市に住む警備員が心を癒やすために訪れた長崎県壱岐市の数多くの観光名所と美味しい料理そしてお土産と旅のルートをたどる穏やかな一人旅の記録

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静かな時間が流れる島で、心を解き放つような旅がしたい。そう思い立ち、私は福岡市の自宅を後にして、長崎県壱岐市へと向かいました。日々、警備員として緊張感のある職場で過ごす中、心をリセットする旅が必要だと感じていたのです。



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壱岐島は、福岡からジェットフォイルでわずか1時間という距離にありながら、全く異なる時間の流れを感じられる場所です。海の音、潮の香り、優しい人々の笑顔に包まれて、私は「癒やしとは何か」をもう一度考える旅に出ました。



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旅の始まりは博多港から
朝早く、博多港から高速船に乗り込みます。波の揺れに心を委ねながら、少しずつ日常から切り離されていく感覚が心地よく、港に到着するころには肩の力がすっかり抜けていました。



壱岐市は意外にも広く、島内には魅力的な観光名所が点在しています。今回は芦辺港を拠点に、ゆったりとしたルートで島を巡ることにしました。

神秘に包まれたパワースポット巡り
壱岐といえば、古代から神々の島と称されてきた歴史ある地。まず訪れたのは、月読神社です。全国にある月読神社の総本社とされ、静謐な空気が境内を包んでいます。杉の大木と苔むした石畳が、まるで時を超えた空間へと導いてくれるようでした。



続いて男嶽神社へ。大きな鬼の石像が立つ参道を進むと、山の上から眺める海の景色が待っています。深呼吸すれば、心が澄んでいくような気がしました。

自然と歴史が交差する絶景スポットへ
壱岐の魅力は、何といってもその自然美です。猿岩と呼ばれる奇岩は、まるで本当に猿が座っているような形をしていて、不思議と心を和ませてくれます。海と空のコントラストがとにかく美しく、ぼーっと眺めるだけで贅沢な時間が流れていきます。

また、壱岐風土記の丘では古代の歴史にも触れることができます。古墳や出土品の展示を見ながら、島が歩んできた時の流れに想いを馳せました。



壱岐の恵みを味わう至福の食事時間
旅の楽しみといえば食事。壱岐の海の幸は格別です。昼食には、地元の漁師食堂でウニ丼をいただきました。ぷりぷりとした甘みの強いウニがこれでもかと乗った丼は、一口食べるたびに幸せが広がります。

夕食には壱岐牛のステーキを。ほどよい霜降りとあっさりとした脂が絶妙で、噛むたびに旨味があふれ出します。壱岐焼酎と合わせれば、心も体もほぐれていくような感覚でした。



島の優しさをお土産に持ち帰る
旅の締めくくりはお土産選びです。壱岐焼酎はもちろんのこと、地元のはちみつや海塩、干物など、自然の恵みをそのまま味わえる品々が並びます。特に気に入ったのが「壱岐椿油」。肌にすっとなじむ天然のオイルは、旅の記憶を日常に連れてきてくれるようです。



福岡からの癒しのアクセスルート
福岡市から壱岐市へのアクセスは非常にスムーズです。博多港から芦辺港または郷ノ浦港まで高速船で約1時間。到着後はレンタカーを借りて、のんびりと島内を巡るのがおすすめです。主要スポットを結ぶ道路は走りやすく、景色も抜群です。



一人だからこそ感じられる壱岐の魅力
この旅を通して感じたのは、「一人旅だからこそ、島の優しさに気づけた」ということです。誰かと話す必要もなく、時間に縛られることもない。ふと立ち止まった場所で海を眺めるだけで、心が静かに満たされていくのです。



壱岐市は、そんな癒しを静かに届けてくれる場所でした。次に訪れるときは、もう少し長く滞在してみたい。そう思わせてくれる、やさしい島の一人旅でした。