福岡の警備員の一人旅No.102 福岡市に住む中年警備員が思い立って一人旅へ広島県安芸太田町で見つけた自然の絶景と秘湯と爆笑グルメと感動の地酒とお土産と迷子になりかけた珍道中を全てまとめた旅日記 

旅行

ある日突然旅に出ることにした警備員
福岡市で日々「安心安全」を守る地味〜な中年警備員である私。
ある日、勤務中に交通誘導をしていたら、ふと風がこう囁いたんです。「君、癒やし足りてないよ」って。え?癒やし?確かに最近、心のセキュリティが低下気味。

というわけで、心のセキュリティ強化のため、旅に出ることを決意。目的地は、「自然がすごい」「温泉あるらしい」「食べ物うまそう」と三拍子揃った広島県安芸太田町。名前からして風情あるじゃないですか。



出発〜あえてのノープラン!その結果…
旅のスタイルはもちろんノープラン一人旅。地図も大雑把にしか見ない!ナビ?なにそれ美味しいの?と完全感覚警備員で出発。新幹線と在来線、バスを駆使して安芸太田町にたどり着いた瞬間、空気の美味しさに感動して鼻が震えました。

車がないと不便?そう思ったのは5秒だけ。もう景色が癒やしの波状攻撃で、歩くたびに「うわー」とか「すげー」とか独り言が止まりません。誰かに聞かれてたら完全に不審者。



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まずは名所!自然に呑まれかける
最初に向かったのは三段峡。これがまた…想像を絶する絶景。滝と渓谷とマイナスイオンのフルコンボ。途中で出会った地元のおじさんに「途中で引き返すかと思ったわ」と言われるほどの登山道。でも私は警備員、足腰にはちょっとだけ自信がある!

汗だくで歩いたその先に広がるエメラルドグリーンの水面と、木々のトンネル…え?ここ天国?となりました。途中で川に足を突っ込んで「最高すぎて転職したい」と本気で思いました。



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宿はまさかの癒やしパラダイス
その日の宿は、温泉付きの和風旅館。木の香りがふわっと香る玄関に、仲居さんの優しすぎる笑顔…これはもう癒やし警報レベル5。部屋に入った瞬間、「もうここに住む」と即決しそうになりました。

温泉もまた絶品で、内風呂も露天も最高。まるでお湯が「日頃お疲れさま」って語りかけてくる感じ。警備服を脱いだ自分、風呂上がりに鏡見たら10歳若返っててびっくりしました(気のせい)。



晩ごはんで舌が踊るとはこのこと
夜ご飯は地元の食材をふんだんに使った会席料理。出てきたのはなんと…安芸太田牛の陶板焼き! 肉が柔らかい、ジューシー、言葉失うとはこのこと。そして山菜の天ぷら、地元のこんにゃく、釜炊きのご飯……全部が「ちゃんと作られた味」で、心まで温まりました。

さらにサプライズで出てきたのが鮎の塩焼き。川魚ってこんなにうまいの!?と一口で目が覚めました。あれ?今日のメイン、肉じゃなかったっけ?鮎が主役奪っちゃったよ!ってレベル。



お酒との出会いで人生変わりそうになる
料理に合わせて注文したのが、地元の銘酒**「可部杜氏仕込みの純米酒」**。これがまあ…うまい!まろやかで香りがふわっと抜けて、ぐいぐい飲める。あまりの飲みやすさに調子に乗って3合飲んだところで、仲居さんに「お客様、もうやめましょう」と止められました。すみません。

ちなみに帰ってきてから調べたら、酒蔵見学もできるらしく…次回は絶対行きます。いや、むしろ酒蔵に泊まりたい。



お土産はユニークで攻めてます
旅といえばお土産。道の駅で見つけたのは、なんともインパクトある「猪ジャーキー」。食べてみたら意外とあっさり、クセになる味!そして「三段峡サブレ」という渓谷の形をしたクッキーもゲット。警備仲間には「これどこの県の名物?」と5回聞かれました。

さらに、安芸太田町オリジナルの手ぬぐいや、なぜか“お守り型のポケットティッシュケース”まで購入。旅の勢いって怖いですね。



旅行ルートは行き当たりばったりが正解
今回のルートは、行き当たりばったりの極み。三段峡を目指して歩いてたら、途中で知らない神社に吸い込まれたり、地元の猫に道案内されたり。バスに乗り間違えて逆方向に行ってしまったけど、その先で絶品のおはぎに出会ったりと、予定外のハプニングが全部楽しかったです。

一人旅って不安もあるけど、全部が自分の責任だからこそ自由!そして、地元の人が優しいともう無敵です。



警備員に戻りたくなくなった件
そんなこんなで、広島県安芸太田町の旅は、全身と心にしみわたる癒やしと爆笑のオンパレードでした。
帰りの電車では「もう警備の仕事戻りたくねぇ…」と本気でつぶやいたのはここだけの話。



でも大丈夫。また休みを取って、次はもっと深く安芸太田町を掘り下げる予定です。だって、あの温泉もあのお酒も…まだ呼んでる気がするから!