福岡の警備員の一人旅No.84 福岡市の警備員が感動したタイムスリップの旅宮城県登米市で味わう歴史とグルメと癒やしの一人旅の全記録

旅行

こんにちは!福岡市で日々警備の任務を全うしている中年男・田中です(仮名)。今回はなんと、仕事の合間を縫って、あの「みやぎの小京都」と呼ばれる**宮城県登米市(とめし)**へ一人旅に行ってまいりました!

え、なぜ登米?そう、それはひょんなことから出会った東北出身の同僚が「登米はマジで癒やしだから行っとけ」と謎のプッシュをしてきたのが始まりでした。ということで、警備服を脱ぎ捨て、ちょっとゆるめのスウェットで出発〜!

福岡から登米市までの道のりは小旅行というよりちょっとした冒険

まず福岡空港から仙台空港までひとっ飛び。仙台駅で「牛タンを食べたい」という本能を無視して高速バスに乗り換え、向かうは登米市!車窓からの風景はどんどんのどかに、牛と田んぼが増えていく中、「ああ、これは癒やされにきたんだ」と実感しました。

登米市の中心部に到着すると、そこはなんと江戸時代の町並みが残るタイムスリップ空間。え、ここ時代劇のセットですか?っていうレベルで古民家がズラリ。思わず写真を200枚くらい撮りました(スマホの容量が悲鳴)。



武家屋敷と登米懐古館で歴史にどっぷり浸かる

まず訪れたのは「登米懐古館」と「旧登米高等尋常小学校校舎」。な、なんと木造の学校がそのまま残っていて、机とか教壇とか、あの“ザ・明治”な感じ!タイムスリップしすぎて、授業を受けそうになりました。

その後は武家屋敷通りへ。なぜかお侍ごっこをしているカップルに遭遇し、「ワシも混ぜてくれぬか」と言いそうになるのを堪えて散策。

登米名物!油麩丼で胃袋を掴まれる

さて、旅といえば食です。登米市といえば「油麩(あぶらふ)」が有名。私、油麩という単語すら知らなかったのですが、これがヤバい。ふわっふわのお麩に甘辛ダレをしみしみにした丼、「油麩丼」は一口食べた瞬間「これは反則!」と叫びたくなる旨さ!

しかも健康的!お麩ですよお麩。罪悪感ゼロ!警備員の中年胃袋にも優しいこの感じ、福岡にも持って帰りたい。



地酒と語る夜の登米は最高だった

夜は地元の居酒屋で登米の地酒「澤乃泉」とご対面。これがスッキリしながらも米の旨みが広がって…うまい!つまみは地元の野菜や、近隣の気仙沼港で取れた刺身。福岡の屋台文化もいいけど、この静かに飲む東北の空気、しみる〜!

隣にいた地元のおじいちゃんと意気投合し、なぜか相撲談義で盛り上がるという予想外の展開も。「警備員ってのは、大変だべな」と言われてちょっと泣きそうになりました。

登米土産は“あぶらふ製品”で決まり!

旅の最後はお土産タイム。道の駅や観光センターには、やっぱりありました「油麩」グッズ!乾燥油麩に、油麩ラスク、なぜか油麩カレーまで!?

家族や職場へのお土産に、「これが東北の誇りです」とドヤ顔で渡す準備は万端。ちなみにご当地ゆるキャラ「とよまっち」のグッズも多数発見。ぬいぐるみを買おうとしたけど、「警備室のデスクに飾ったら怒られるかな」と自重しました。



震災を乗り越えた町のあたたかさを感じて

登米市もまた、東日本大震災の際には避難や支援の拠点となった町の一つです。町のあちこちに、復興支援のメッセージや感謝の言葉が飾られていて、思わず胸が熱くなりました。

観光地として整備されつつも、人の温もりがあふれている登米市。防災拠点でもある「登米市防災センター」では、警備員魂に火がつき「俺も現場でがんばろう」と思わされました。

まとめ!登米市はただの田舎じゃない、癒やしと歴史と笑いと涙の宝庫!

というわけで、私の登米一人旅は見どころ満載、グルメ満載、地酒でほろ酔いの大満足な旅となりました。警備員という職業柄、常に周囲に気を配る生活ですが、登米では全力で「気を抜く」ことができました。

みなさんもぜひ、次の旅先に宮城県登米市を選んでみてはいかがでしょうか?癒やされて、美味しくて、笑えて、ちょっと泣ける。そんな旅が、登米にはありました!