福岡市の警備員、旅に出る。向かうは愛知県小牧市!
「俺は…旅に出る!」そう宣言したのは、福岡市在住、年齢は秘密、職業は警備員、趣味は昼寝と温泉とカップラーメン。そんな私がなぜか目をつけたのが、愛知県小牧市。なんで小牧?と周囲に聞かれたら、答えはこう。「なんとなく、名前がかわいいから。」
というわけで、スーツケースにカップ麺を詰め、警備服は置いて、久々の連休を使っていざ一人旅!ドタバタあり笑いありの珍道中の始まりです!
小牧山城でタイムスリップ!殿様気分で天下統一だ!
まず訪れたのは、歴史ファンの聖地小牧山城。織田信長が築いたと言われるお城跡に、私は完全にテンション爆上がり。階段をのぼる途中、ちょっと息切れして「殿、体力がござらぬ…」と独り言をつぶやいたのは内緒です。
山頂からの景色は絶景!風に吹かれて「信長もこれ見たんかな~」とか勝手に感慨にふけり、いつの間にか1時間経過。リスにも遭遇して大はしゃぎ!警備員らしからぬはしゃぎっぷりでした。

グルメ天国発見!小牧の味噌文化に胃袋が捕まる
腹が減っては戦(旅)はできぬ!ということで、次に向かったのは地元で人気の定食屋。そこに鎮座していたのは…味噌カツ定食!濃厚な八丁味噌のタレがカツにドーン!キャベツとごはんと味噌汁が、またえらい旨い。
「味噌って、飲み物だったっけ?」と錯覚するレベルで味噌にハマり、2日目も味噌煮込みうどん、夜は味噌おでんでフィニッシュ!完全に味噌中毒状態。胃袋が小牧に取り込まれてしまいました。

地酒に乾杯!小牧の夜は酒が主役
夜になるとやっぱり飲みたい!小牧には知る人ぞ知る地酒があるんです。「小牧の鬼ころし」や「金鯱」など、どれもクセになる味わい。
居酒屋で地元の常連さんと意気投合し、なぜか人生相談にまで発展。「警備員さん、夢はあるの?」と聞かれて、「今の夢は、味噌に埋もれて死にたいです」って真顔で答えたら大爆笑。楽しい夜は酔いとともに更けていきました。

買いすぎ注意!小牧の土産はカバンに収まらない!
旅も終盤、やっぱりお土産は外せない。小牧といえば、味噌関連はもちろん、織田信長グッズや、やたらにリアルな「小牧山城の石」キーホルダーまである!
さらに、地元銘菓の「桃花まんじゅう」や、漬物、地酒のミニボトルセットも気づけば購入。カバンがまるでドラえもんのポケット状態になり、帰りの空港で「重量オーバーです」と言われ、味噌を泣く泣く1個手荷物に…。
旅のルートと、奇跡のバス事件
今回の旅のルートは以下の通り。
福岡空港 → 中部国際空港 → 名鉄で名古屋 → 名鉄バスで小牧入り → 徒歩&レンタサイクルで市内散策!
ちなみに、名鉄バスでは間違って豊田市方面に行ってしまい、途中で降りてUターン。そのときのバス運転手さんが「あるあるやで~」と笑ってくれて救われました。地元の人の優しさに触れるのも旅の醍醐味ですね。
まとめ!小牧市、なめたらアカン!笑って食べて飲んで最高!
正直、最初は「小牧?なんもなさそう~」と思ってました。けど、行ってみたらとんでもない!小牧は歴史も食も人も全部あたたかくて、めちゃくちゃ面白い町でした。
警備員生活に疲れたあなた!次の休みには、ぜひ愛知県小牧市へ一人旅してみてください。信長の気分で山に登り、味噌で胃袋満たして、地酒で心をゆるめて、思い出という名の荷物でスーツケースをパンパンにしましょう!
私ですか?もちろん、次は「味噌だけを求める旅」を計画中です!