福岡市で黙々と働く警備員の私。
毎日、施設を巡回し、時には迷子のおじいちゃんを救出しながら、ふと思いました。
「俺、休み取って旅に出たい!」
こうして突如として計画された、福岡の警備員による沖縄県八重山諸島一人旅!
ハプニング連発、笑いあり涙ありの珍道中を、コミカルにお届けします!
福岡から石垣島へ!トラブル発生!?初っ端からバタバタの出発編
休暇を勝ち取り、意気揚々と福岡空港へ向かう私。
しかし、ここでまさかの事件発生。財布を家に忘れる大失態!
急いでタクシーで取りに戻り、搭乗30分前に空港ダッシュ!
保安検査場の警備員さんに「警備員同士、頑張りましょう!」と謎のエールを受けつつ、なんとか那覇行きに滑り込みセーフ。
那覇で乗り継ぎ、石垣空港に到着すると、目の前に広がる青い空!青い海!そしてモワッと包み込む南国の湿気!
「これぞ、俺が求めていたリゾート感!」と叫びたい気持ちをぐっとこらえ、いざ冒険スタートです!
いきなり絶景!川平湾で青春ドラマごっこスタート
最初の目的地は、石垣島が誇る絶景スポット・川平湾。
レンタカーで鼻歌まじりにドライブして、到着した瞬間、あまりの美しさに絶句しました。
エメラルドグリーンの海に、ぷかぷか浮かぶ小さな島々。
サングラスをかけ直し、ポケットから出したのは……ペットボトルの水。
「シャンパンじゃないんかい!」と自分でツッコミながら乾杯ごっこ。
グラスボートに乗り込むと、海の中にはカラフルな熱帯魚たちがわんさか。
思わず「お前ら、どんだけサービス精神旺盛やねん!」と感動しました。
竹富島の水牛に癒される!島時間は最強だった
続いてフェリーに乗って竹富島へ!
到着早々、日焼けしたおじいちゃんが操る水牛車を発見。
「乗るしかないでしょ!」と即決し、ゴトゴト揺られて島内散策。
水牛の名前は「しんちゃん」。のっそり、のっそり歩きながら、時々こちらをちらり。
「急がない」「焦らない」「立ち止まる」
そんな島時間に、福岡で鍛えた警備員魂がほぐされまくり、ほぼ液体になりました。
赤瓦の集落、白い砂道、ブーゲンビリアの花…。
気づけばずっとニヤニヤしながら歩いていました。完全に変な人です。
夜は石垣市街でグルメ三昧!食いしん坊警備員、覚醒する
宿にチェックイン後、夜の街へ繰り出します!
向かったのは、地元民おすすめの居酒屋。
まずは八重山そば!
あっさりだけどコクのあるスープに、もちもちの麺。あまりのおいしさに、五臓六腑が拍手喝采。
次は石垣牛の握り寿司!
とろける肉、ほのかな甘み、口の中で一瞬で消えました。
思わず「もっと肉をくれ!」と叫びそうに。
そして、ゴーヤチャンプルー、島らっきょうの天ぷら、ジーマミー豆腐…。
箸が止まらない!胃袋が無限大モード突入!
泡盛で完全に別人格に!島の夜に酔いしれる
料理に合わせて頼んだ泡盛は「請福」。
飲みやすい!甘い!うまい!……結果、飲みすぎました。
気づけば、隣の席の地元のオジサンたちと意気投合。
「兄ちゃん、明日シュノーケリング行こうぜ!」と誘われる始末。
結局、店の外で肩を組み、夜空に向かって島唄大合唱。
福岡では絶対やらないテンションに、自分でも爆笑しました。
翌日は離島巡り!西表島と小浜島で大冒険!
翌朝、二日酔いの頭を抱えながらフェリー乗り場へ。
「離島巡り、舐めたらあかん」と、朝イチでカツカレーを胃にぶち込んで出発!
まずは西表島。
マングローブクルーズに参加して、ジャングル感満載の景色に「俺、ターザンになるかも」と妄想。
次に小浜島へ移動。
「ちゅらさん」ロケ地をレンタサイクルで巡り、鼻歌まじりに坂道を爆走!
坂道で転倒し、地元のおばちゃんに消毒してもらうという、まさかの心温まるイベントも発生。
ありがとう、小浜島!ありがとう、おばちゃん!
石垣空港でラストスパート!お土産爆買いタイム
旅の終盤、石垣空港近くのお土産屋に突入!
テンション最高潮のまま、目に入ったものを手当たり次第に購入。
黒糖、ちんすこう、パイナップルケーキ、ミンサー織りグッズ、泡盛(3本目)。
さらに、謎の「シーサーTシャツ(ド派手)」も衝動買い!
帰りの飛行機では、荷物超過ギリギリで冷や汗をかきましたが、無事に福岡へ帰還。
まとめ!福岡の警備員が学んだ一人旅のススメ
今回の沖縄県八重山諸島一人旅で分かったこと、それは…!
・財布は忘れるな!
・泡盛はほどほどに!
・荷物は計画的に買え!
・そして、たまには警備員も全力でハメを外すべし!
非日常に飛び込んで、笑って、食べて、飲んで、癒されて、また元気に福岡の警備員ライフに戻る。
それが、最高のリフレッシュ法だと心から思いました。
八重山諸島、一生忘れないぞー!!
次回は、どの島に突撃しようかな!?
皆さんも、ぜひ一度この最高の楽園に一人旅してみてください!